集成材でつくる 木のインテリア
「カンタン」に家具を作ると言う本は多数ありますが、
本誌は、きちんと家具を作る事がテーマとなっています。
例えば、
カンタン本の場合、ネジは打ちっ放しです。でも本誌では、
きちんと隠します。しかし、プロではないので、高度な技は使わず、
材料は安めのものを使い、ほどほどの手間で完成させます。
アマチュアレベルでできる、家具としての完成度を高めるための
ノウハウが詰まっています。見た目や使い勝手の良い家具を、
そこそこの手間で作るための本です。
実は、私は図書館でこの本を借りてきていたのですが、
どうしても手元に置いておきたくなり、買いました。
幅120cm 高さ90cm 120ローチェスト 4段 5段 日本製 国産 桐 桐無垢集成材 タンス 完成品 (ブラウン)
以前Amazonさんで購入した商品は「お客様の組立てが必要」の記載がなく、自宅に届いた時に大変な目にあった(開梱・組立てで半日潰れました)ので、引越しを機に今回は「完成品」を購入しました。
さすが作りもしっかりしているし、思っていたよりも見た目の高級感があり、とても満足しています。
先日巡った家具店で同じような商品がありましたが、値段は倍以上しました。
運送、梱包も過不足なく、店舗の方にも丁寧な応対をしていただきました。
ただ、設置する部屋によっては、それなりに長さ、重量がありますので、運ぶのが大変かもしれません。
我が家は成人男性&女性で、どうにか2階に運びました(笑)
割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題 (ちくま新書)
なんて、自分は無知だったんだろう!!
ひさびさに、「見えたつもりになっていた」自分を反省させられる一冊でした。
正直、「割り箸問題」なんて、10年以上も前からエコロジー界ではさんざん既出の話題だし、
揚げ足取り的なやりとりには、まったく興味がないと思っていました。
しかし、著者は、誠実に、歴史を、国境を、企業を横断し、「割り箸」をとりまく文化や森林環境の変化をレポート。
ここ10年の間にも、割り箸をめぐる環境は、そうとうに変化していたようです。
「割り箸」や「森林環境問題」というテーマは、一見、とても地味に思えますが、構成や文体が読みやすく、
最後まで飽きることなく、ぐいぐいと読み通せました。
いろいろな角度からの新発見にも満ちあふれており、まごうことなく読み得な一冊。
読後、きっと、あなたの「お箸」感も、変わりますよ♪