野村ノート (小学館文庫)
本書は野村克也というプロ野球の現場に携わるものによって書かれた理論体系である。学術的というのは言い過ぎではあるが、他の野球人による類書と比較すればはるかにアカデミックで刺激的だ。
彼の凄さは現役時代に偉大な成績(通産安打数および本塁打数は共に日本球界2位)を残しただけではなく、野球というチームスポーツを組織対組織のゲームとして論理的に分析したところにある。攻撃および守備における心理戦を追求する姿勢は日本球界では際立って特徴的だ。
そもそも野球に限らず、日本のスポーツは根性主義である。しかし、それは前提条件だ。出来ない場合はなぜ出来ないのかを追求するのが本道であり「やる気になれば何でも出来る」といった精神論は物の本質を歪める要因になりかねない。
というよりも、実はビジネスの現場でも根性主義だ。学生の就職活動において体育会系が優遇されるのはこの根性主義が背景にある。
その源泉とも言うべきスポーツの現場に携わる人間から、このような発言が出てくるのは非常に興味深く痛快ではないか。
Rolling Coconuts プレゼンツ ベストヒットUKE
軽快なMCから始まる今回のCDは
良い意味で期待を裏切ってくれます!
聞いた事のある馴染みのメロディーが
アレンジによって見事にトロピカルに大変身〜〜!!
仕事場のBGMに最高です^^
ちょっとカワイ目の「スリラー」・・・
裏切られること請け合いです(笑)
ドライブにも良い感じかもしれませんね〜。
ぜひウクレレ好きな方だけでなく
海に行きたいけど行けない・・・・
職場の皆様にもオススメしたいです!
(現在も職場ではベストヒットUKEがガンガンです♪)
ワイズ チャガティー 2.5g×24個ティーバッグ
ホットでもアイスでもくせの無い美味しさです。お茶や水代わりに飲むのが習慣になってから、体の疲れが翌日に残りにくくなったような気がします。
今はティーバッグ1袋を1〜1.5Lくらいのお湯で煮だしたものを一日で飲みきるのが日課です。
NIKKATSU COLLECTION 野球狂の詩 HDリマスター版 [DVD]
三十何年ぶりか、たまたま野球狂の詩を検索したところ、「AMAZON」でDVDを販売していた。
早速映像を見ると、若い頃、とっても好きだった木内みどりさんが、あの時のままの姿で、あの時のままの声で、再び見ることが出来、青春時代を邂逅している様な錯覚に陥りました。
懐かしきDVDを持っていた「AMAZON」さんに感謝感謝!
理想の野球 (PHP新書)
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
名将野村克也楽天終身名誉監督が、
2000年代後半の日本シリーズから、
2011年のペナントレース・日本シリーズまでを、
一試合ごとに解説や分析をし、それをまとめた書である。
ボールカウントごとに変化していく打者心理と投手心理、
それによって組み立てられる配球、
それを「読んで」対応しなければならない、打者。
一球一球に根拠を持って投げなければいけないと
実感させられる文章でした。
「日本シリーズとは捕手の戦い」であると野村さんは語る。
一球の怖さを知り、その裏をかくリードが必要であると。
前々からその言葉を知っていたのですが、あらためて分析を
見ると、なるほどその通りだな、そういう考えを持って
配球をすればよいのかと、目からウロコでした。
タイトルには、『理想の野球』と書いてありますが、
決して、野村さんが、自身の采配を押し付けている訳ではなく、
「現代の野球」に照らし合わせて、
データや打者心理を巧みに利用しながら、
確率の高い方策を選ぶ方法を提示したり、
試合結果から分析したりしているのである。
昔の精神論の野球ではなく、
今の、データや心理分析を重点に置いた合理的な野球を
『理想の野球』と呼んでいるのだろう。
また、合間に落合野球や、巨人野球を
賞賛・批判・苦言を呈していたり、
かつて指揮を執っていた楽天へのメッセージや
田中将大投手への叱咤激励などがあって、興味をそそる。
勝つための野球とは何か、
短期決戦での野球とは何か。
それを知り尽くした名将から学べるものは計り知れない。