BRAVE FENCER 武蔵伝 解体真書
一応、途中の攻略で悩んだり、アイテムやピンチョフィールド等の取りこぼし等があったので買いました。
ディジキューブの攻略本と違ってこちらはラストまで収録されておりますし、各章の攻略において注意点が記載されてましたので物凄く親切でした。もし、武蔵伝を攻略したい人はこちらの攻略本をお勧めします。
武蔵伝II ブレイドマスター
前作が好きだったので今更ですが期待して購入しました。
感想としてはちょっとガッカリな感じ。
グラフィックは最初に違和感を感じたものの特に不満は無かった、むしろ良い。
が、肝心のカメラワークがイマイチ。
それを克服するためにロックオンがあるのに、うまく活用できない。まぁ自分が下手なだけかもしれませんが。
けど一番言いたいのはラストステージでセーブしたら戻れないってのはやめてほしい。
2週目やる気しないですし。
アクションゲームとしてはイマイチですが、武蔵伝としては楽しめると思います。
五輪書 (岩波文庫)
本書から得た教訓は以下になる。
・まずは先手必勝、奇襲すべし
・相手を撹乱すること。
バガボンドなどを見ても、武蔵がこれらを実践している様子が伺える。
戦略の定石としては今でも通用する不変の心理であろう。
全156ページと短いし平易であるので、多くの方に読んで欲しい書である。
三遊亭歌武蔵"大"落語集 らくだ/強情灸
「らくだ」はもともと好きな演目ですが、歌武蔵師匠の「らくだ」は必聴。
とてもよく練られていて、こんなに明るい「らくだ」もあるのか、と感心しました。
「強情灸」も、歌武蔵師匠らしく、聴いている間中、顔がにやけてほっこり幸せになれました。
コロンビアさんへ:2500円は高いなぁと思います。
歌武蔵師匠を知らない人でも聴いてみようと思える価格が良いように思いました。
新装版 決闘の辻 藤沢版新剣客伝 (講談社文庫)
歴史に名を残した名剣客の決闘シーンを描いた5篇。
歴史人物が大嫌いなそれがしでもこの著者にかかればついついのめり込んでしまう。宮本武蔵以外は初めて聞く名だが、藤沢周平さんの剣描写に有名無名もない、どの剣客も身近に感じてしまうほど、さすがにうまい。
*お薦め度(★★★★★)
題名が題名だけに手に取りにくいが、読み始めたら実在の人物を知らなくとも一気に行きます。心配ご無用
■「ニ天の窟〔宮本武蔵〕」:
そうか、武蔵も歳をとって弱くなっていたのか? 「五輪書」が読みたくなった。
■「死闘(神子典膳)」:
この決闘シーンは壮絶であった。しかし、その後が面白かった。女は強いなー、魔物だなー
■「夜明けの月影(柳生但馬守宗矩)」:
心技体の描写がすごい、息詰まる。藤沢周平さんほんとうに上手いなー、感心しっぱなし。
■「師弟剣(諸岡一羽斎と弟子たち)」:
なんとも師弟の素晴らしさよ、今の世じゃあり得ないな。
■「飛ぶ猿(愛洲移香斎)」:
こういうのが藤沢周平さんの親しまれるところ、いいなー。しかし、侍もここまできっぱりしていると心地よい。