古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 1 [DVD]
2007年2月4日にスタートした本作はかなり純粋な児童アニメだ。ある日恐竜好きの少年たちが不思議な石板とカードに封じ込めた本物の恐竜を手に入れたり、人間と恐竜と暖かく触れあうシチュエーションは恐竜ファンなら夢想すると思われる設定はとても娯楽な作品である。監督はベテランの谷田部勝義。久しぶりにサンライズアニメのメガホンを持った。本作のような児童アニメには定評がある。またシリーズ構成、キャラデザが平野靖士、平岡正幸だということで勇者エクスカイザー、ダ・ガーン以来の再集結である。当時の勇者ファンにとっては勇者シリーズ(谷田部勇者)復活版のような作品と言ってもいいのかもしれないし、とても懐かしく、嬉しく思うだろう。
古代王者恐竜キング7つのかけら最強攻略ガイド 上巻 (ワンダーライフスペシャル NINTENDO DS)
恥ずかしがら、小学校1年生の子供のためにDSを購入し、40歳半ばにして始めてロールプレイングゲームなるものをしました。もちろん子供と一緒に。素人ですから、どこに行って、誰と話して何をもらって、どんなものを売り買いしと・・・子供と楽しく遊ぶのには、たいへん参考にさせていただいております。
恐竜の島 [DVD]
原作はエドガー・ライス・バロウズの「時に忘れられた人々」。原作は恐竜から独自の進化を遂げた人類まで様々な生物が共存する不可思議な島の独自の進化の秘密を探るという物語ですが、本作は続編の「続恐竜の島」と併せて面倒臭い内容は省き、ひたすらロストワールド物として構成しています。
舞台を世界大戦中に設定した事もあって今観ても古臭さを感じませんが、「サンダーバード」のデレク・メディングスが担当した恐竜の出来が、当時としても粗かったのが残念。Uボートの横の水面から恐竜がザバァッと顔を出す場面などはいいのですが……。
海外では本作はDVD化されていないので貴重な存在ですが、初期のDVDらしく、ビデオテープのような甘い画質なのが残念です。
恐竜キングがあらわれた (ダイナソー・パニック 1)
ジェイミーは、恐竜博物館に努める父親と一緒に引っ越してきた男の子。さっそく地元のトムと友達になり、二人は岩穴探検を始めるのですが、そこで発見したのは、本物の恐竜たちが生息する世界でした。
という、さして新しくない設定ですが、一巻1エピソードで軽く展開するノリは、物語入門の一冊としてはそこそこ良いできです。
『デル・クエ』の大ヒット以来、この種の物語、そうですね、1スピンドルストーリーとでも呼びましょうか、そういったものの翻訳が盛んで、それなりのヒットをしています。ソフトカバーで軽さをより演出するそれらは、すきま時間を物語で消費するための商品として優れています。友達と語り合う作品としても、時間のない子どもたちには便利です。日本でそういう作品はあるかなと思ったら、案外ありません。1スピンドルだと幼年物になってしまう。一〇歳以下くらい向けだと、もう少し複雑になり2スピンドル、3スピンドルストーリーが多いですね。その辺り、考えてみてもいいのでは?