September Sessions [DVD] [Import]
メンタワイ諸島でのサーフセッション。
thicker than waterが世界各国を巡りながら様々な個性の波を追求してゆくのがテーマだとすると、September Sessionsのほうは、インドネシアの波にターゲットを絞り、そこでのセッションをサーファー達が堪能する、というのがテーマだという気がします。
興味深かったのは、それぞれ個性、経験豊かな、波乗りが大好きな面々を寄せ集め、ボートで旅にでるのですが、そのうち皆はサーフィン以外の様々な活動も行ない始めます。ボディーサーフィン、ボディーボード、昼寝、等々。。。しかし、ケリースレーターだけは、誰が何をしていようと、一人で黙々とサーフィンを続けます。他の皆が疲れた、休む、といってメインボートでリラックスしていても、彼だけはカメラクルーと一緒に波を探しにボートに乗り、そしてシークレットポイントを発見し、シャローリーフの上を一人でリップしまくります。
それを観て、ああ、彼はサーフィンに対する執着心が人一倍強いんだな、だから何年もの間グランドチャンピオンとして君臨してこれたのだ、と勝手に得心してしまいました(解らされちゃいました)。
何度見ても飽きない映像の1つです。
セプテンバー [DVD]
ウディ・アレンの映画は独特の雰囲気があって好きです。
なんとなく見ているうちに引き込まれます。
この映画はウディ・アレンの中でもシリアスな作品です。
全体に緊張感が漂っていて、
ウディ・アレンのコメディとは違った意味でおもしろい。
田舎の別荘が舞台で、登場人物もほぼ6人だけという
とても狭い世界で巻き起こる愛憎劇ですが、
それだけに余計、真実味があります。
夜、静かな時間帯に一人でじっくり見たい映画です。
RADWIMPS3~無人島に持っていき忘れた一枚~
なんですかこの歌詞
なんですかこの音
なんですかこのバンド
全てが衝撃。
一曲目の「4645」から疾走感溢れるビート。
こんなに激しいのに、良い言葉ばっかじゃないですか。
こんなに優しく歌うのに、奏でる音は力強いじゃないですか。
前からずっと気になっていて、
CDショップで視聴してこのアルバムを即買い。
聴き入ります。
何度も欲しくなります。
バランスの良いこのアルバム。
中にはレンタルで済ませちゃう人いると思います。
でも、それじゃあ、もったいない。
きっと後から後悔してしまう。
RADWIMPS、エルレ好きは絶対はまってしまうと思います。
そうじゃなくても、きっと彼らの音のとりこになってしまいます。
Expressions (通常盤)
竹内まりやが、50歳を超えてこれだけ多くのリスナーに支持され、絶大な人気を誇るアーティストとして健在なのは驚くべきことです。
移り変わりの激しいJ-POPの世界にあって、結婚、出産、子育て、そして復帰と辿ってきた彼女の歩みは「人生の扉」の歌詞そのものに表れているでしょう。またそれは素敵な生き方だと皆に評価されているのも人気につながっています。
生きざまもまた彼女の魅力を倍加させているようです。「人生の扉」の歌詞とデニムに身を包んだ彼女のスナップにその歩みの確かさが感じられました。
本企画が、過去のアルバム『IMPRESSIONS』とかなり重複するのは当然で、それはベスト・アルバムの宿命とも言えるでしょう。その間の14年、なお新しい曲を紡いできた彼女の活躍の証しだと評価しています。
これだけの名曲を比較的廉価で提供してくれていることに感謝したいと思います。選曲はベストです。本当はもっといろいろと聴きたいのですが、それなら完全コンプリート盤を待つしかありませんので、遠い将来の夢としましょう。
別冊のリーフレットは豪華でした。彼女の手による全曲の解説はお宝ものですし、彼女の歌作りに対する思いの深さが込められています。ラストの「心からの感謝をこめて」のメッセージは、ファンへの感謝の言葉が詰まっており、嬉しく受け取りました。
達郎のコメント「ポップ・カルチャーの本質は、つまるところ『生きることの肯定』だと思います」は、けだし名言でした。
見開きで写っている満開の桜の前での彼女のステキな横顔を眺めながら、J-POPを牽引してきた竹内まりやの歌声に浸っています。
standards~土岐麻子ジャズを歌う~
昨日までの晴天とは打って変わっての雨降りっていう時。
早朝のお弁当作り、犬の世話、部屋の掃除が終わって一息。
熱いコーヒーを贅沢に自分に入れて、ゆっくりくつろぐひとときに、かけたい音楽は、土岐麻子のこのCD。
静かに時間が流れていく感じがいい。
まず、声がいい。やわらかいくて優しい。選曲もいい。Septemberはリズムをとってしまっている。アハ。
ただ、曲数が少ないのが残念かな。だから、星4つ。惜しい。