アルティメット ヒッツ 聖剣伝説 レジェンド オブ マナ
文句無しの名作です。
他のRPGに比べればストーリー性は希薄に感じるかも知れません。
ひとつひとつアーティファクトで世界を広げるたびにイベントが起こる。
世界の広げ方もイベントの進め方もプレイヤー次第です。
各イベントは長いものもあれば短いものもあり、終わり方も「え?これで終わり?」と感じるものも多いです。
そのせいで、ストーリーを期待している人には物足りなく感じるかもしれません。
でも、他のRPGにある「次はここに行って、その次はあっち」みたいにストーリーを追いかけるのとは違う楽しさがあります。
不思議と飽きもこないです。
登場するキャラクターも様々、「それでいいの?」と思わせる考え方を持った人物もいっぱい出てきます。
だれが正義とか悪とか単純じゃなくて、何がハッパーエンドで何がバッドエンドがとかいう枠ぐりで考えるのはくだらなく感じます。
様々な人物のストーリーを覗き見して行くのですが、主人公はあくまで傍観者であり、何も言いません。
だからこそプレイヤーは自分なりにストーリーを捉えることができるんだと思います。
ストーリーを楽しむというよりストーリーを感じるRPG。
すべて終わったあとに、「あぁそうか。」ってなんとく心に残るゲームです。
聖剣伝説4&CHILDREN of MANA公式設定資料集
4とCHILDRENofMANAの世界観をイラストや設定で紹介した資料集です。
表紙がハードカバーだったりと意外と重みがありますね。
イラスト、設定画は4の方は解体真書に掲載されたものと同一なのもありますがCOMの方はほとんど初出になってます。とくに2作品が密接にリンクするデザインは見ていて実際に10年という年月でつながっているんだなと実感します。たとえばフリックがエルディにあこがれているという設定も文章だけでなくデザイン(羽飾りとペイント)のつながりを実際に見ることで文章異常の説得力が出てきます。
世界観設定の方はゲームでは語られなかったキャラクターの意外な面や各国の文化などの部分が重点的に取り上げられてゲーム単体では分かりにくい描写も分かりやすく書かれています(本来は語るべきところはゲーム内で語るべきなのでしょうが…)
巻末のインタビューでは生みの親である石井氏とキャラクターデザインの池田氏、モンスターデザインの吉岡氏のものが掲載。石井氏のインタビューは2作品にとどまらず聖剣伝説すべてにある共通部分について語ってくれていますし、池田氏のインタビューでは主要キャラクターの解説がより愛着の持てる内容のものとなっています。残念なのは今作でシナリオ原案を勤めた加藤氏のインタビューが無かった点(シナリオ関係は石井氏が答えています)でしょうか。
個人的な希望としては他の聖剣伝説シリーズの設定集も同じように製作してほしいですね。
聖剣伝説3
ストーリーは平淡なんだけどキャラ6人の組み合わせしだいでストーリーが3展開ある(ほぼ同じだけど)キャラの組み合わせ次第でやろうと思えば何周も出来るゲームだと思います。
SFCでは最高ランクに入るくらいグラフィックがきれいで音楽も頭から離れないくらいいい音楽の集まりですww
幻想的な話やファンタジーが好きな人にはオススメです☆★ちなみに私はラビがいるときのマナの聖域から離れられません(笑