日本人はなぜ戦争へと向かったのか DVD-BOX
約45分と言う短い時間にコンパクトに起承転結を収めなければならないテレビの宿命で、過度に勧善懲悪がはっきりしている感じはするが、「日本」と言う組織が持つ特性を鋭くえぐり出した名作。私も日本企業のサラリーマンとして毎日を生きているが、ここで反省されている「集団心理による経営」、「臭いものに蓋をして現実よりも対面を重んじる傾向」、「真のリーダーシップの無いトップ」、「長いものに巻かれるメディア」は戦後70年たつ今でも根強く日本人のDNAに残っているように思う。
白い巨塔 DVD-BOX 第二部
まずは前作との比較だが、キャスト・内容共に見劣りはなかった。しいて言うのなら、江口洋介は、少し里見の人物像を意識しすぎたあまり、演技に工夫や締まりがなかったように見受けられる。石坂浩二ならもっと東教授を繊細に演じれたはずだ。西田敏行は少しキャラが濃すぎた感じがした。逆に、上川隆也、及川光博、片岡孝太郎、沢村一樹、高畑淳子、水野真紀、西田尚美らはすばらしい演技だった。出番は多くはないが、それに驕らず要所要所をしっかりと再現された演技だった。しかし、すべてのキャストを見る限り、その人の変わりはいないと思う。主演の財前五郎を演じる唐沢寿明に対しつける注文はない。すばらしい演技だったと思う。このドラマは見ていて共感するところがたくさんある。彼ら(財前ら)の思いをしっかりと代弁しきっている。このドラマは視聴率を取りにいっていたドラマではない。このドラマの構成をみれば高視聴率だったのは当然の結果だと思う。このドラマに携わったキャストの方々、原作者の山崎豊子さん、脚本の井上由美子さん、などなどに本当に感謝したい。このドラマは私の記憶に永遠に残るものになることだと思う。過去に放送されたドラマ、そして今後放送されるであろうドラマなどを含めればものすごい数になるが、そのなかでも、最高傑作のドラマであろう。
NHKスペシャル 映像の世紀 SPECIAL BOX [DVD]
この作品は、まず初回放送時にビデオに録画して視聴しました。10時間以上の大作ですがそのように感じないテンポのよさと映像の臨場感に圧倒され一気に見た記憶があります。映像に加え、抑制の効いたナレーションと、度重なる抗争と荒廃の歴史を象徴するようなテーマ曲が繰り返し様々なアレンジで流され当時の緊張感を鮮やかに蘇らせます。
遠い過去の歴史を知ろうとすれば、書物や映像などで間接的に知るしかありません。私は読書では満たせない歴史への好奇心を充足できるもの、すなわち、人々の目に映った光景が眼の前に再現され、かつその時代を生きた支配者、庶民それぞれの立場、心理が理解できるような説明や資料がちりばめられたものを望んでいました。本作はそうしたニーズを満たす極上の作品といえます。
撮影、編集、ナレーション、音楽などプロの技が結合しています。価格面以外は多くの方が高い評価を寄せているのは納得です。お盆や年末の視聴しやすい時期に、年1回程度放送することで、この貴重な映像資産が有効活用されることを願っています。
image 12 douze emotional&relaxing
どの曲もソコソコ癒されますが、CM 日本生命 みらいサポートソング
手嶌葵 「瑠璃色の地球」がいいですね。
透明感のある歌声で凄く癒されます。
白い巨塔 8 [VHS]
kono shiroi kyoto wa suggoku ito omoimashita. nagekado iuto kono dorama no owari ga suggoku ito omottakaradesu.