BAILA (バイラ) 2011年 04月号 [雑誌]
あまり付録目当てに、雑誌を買うことはありませんが
今回はテレビCMと店頭にあったサンプルに触発されて(笑)買ってしまいました。
まずバッグについて。 大きさがとても良い!横長A4すっぽりサイズです!
ジムバックや書類がかさむ時のサブバッグとして活躍してくれそうです。
付録にありがちなブランドロゴの印字はなく、小さく「IENA」のタグがあるのみ。
生地は厚手でしっかり。2段のスパンコールは縫製も良く、上品なアクセントになっています。
欲を言えば、ポケットが欲しかったのと、持ち手のスパンコールがチクチクします。
でも付録としては大当たりでした♪♪
次回は同じデザインのサイズ違いなので、それも購入検討中です。
雑誌の内容は10周年ということで、いつもよりページのボリュームがありました。
この1冊でファッションもメイクもヘアスタイルも載っていて、読みごたえはあります。
ただページが増えた分、ブランドPRのページ・コーディネートが多かった気がします。ちょっと残念。
付録は★5ですが、総合的に判断して★4にしました。
「恋人のいる時間」IENA BOX 限定エディション [DVD]
画質は2003年にリヴァイバル公開された時のものと
ほぼ同じように感じたので、多分そちらのフィルムから
起こしたものと思われます。製作から意図されたもの
なのでしょうが、『勝手にしやがれ』など前期ゴダール
作品によくみられる光を多く取り込んだ白っぽいモノクロ画面。
女性の裸体を局部クロースアップでとらえたる場面や、
突然ネガ反転したり、カメラが90度傾いたり、独創的な
試みも健在。当時のファッション誌や広告、滑稽なダイエット用
グッズに主人公らが興じる場面など60年代前半の仏人の
生活風俗を切り取ったカタログ的な側面を垣間見れる楽しみもあります。
『カルメンという名の女』などゴダール作品でおなじみの
ベートーヴェン弦楽四重奏曲が聴けるのもうれしい。
作風としては一応のストーリーはあるものの、後の『彼女について私が
知っている二、三の事柄』につながるようなエッセイ的側面があるため
ドラマ的盛り上がりには欠けますが、肩肘はらず鑑賞できる作品と思われます。