西武鉄道完全データ DVD BOOK (メディアックスMOOK)
特急ちちぶ号の前面展望DVDが目当てで購入しました。
概ね満足できる内容でしたが、残念な点もありましたので、叱咤激励の意味でそちらを書きましょう。
1.全編ホームビデオ画質で収録されているのが非常に残念です。
今時、この画質はちょっとないですね。タモリ倶楽部でさえHDになったのに。
ホームビデオ画質と言っても今のホームビデオではなく、ふた昔ぐらい前のひどい画質です。
2.車両前面のガラスが汚い。
撮影する時ぐらい、ガラスを雑巾で拭けなかったのでしょうか?
所沢に入線、停車中に逆光になり、ガラスの汚れが非常に目立って景色がよく見えません。
3.撮影時期が冬である。
先述したガラスの汚れも、冬の低い角度の日光が当たるから反射してよく見えないという事になりました。
ガラスもそうですが、景色が寒々しくてウキウキしません。せかっくなので新緑の時期に撮って欲しかったですね。
桜の時期なら稲荷山公園などはすごくキレイなのでもったいないです。
4.チャプター分けしていない。
前面展望映像の話ですが、池袋から秩父まで、すべてワンチャプターで繋がってしまっています。
全駅とは言わないまでも、せめて所沢、入間市、飯能、横瀬ぐらいでチャプターを分けて欲しかったです。
5.下り方面のみの収録である。
当然、上り方面も見たいです。
もちろん新宿線も見たいです。
という具合に感じました。
あと、小さな事ですが、正丸トンネル?の中だったと思いますが、ちょっとだけ音声が途絶えるシーンがありますね。
運転手さんが何かまずい事でも言ってしまったのでしょうか?企業秘密?なんて気になります。
欲を言えば、武蔵丘検査場のシーンなどももう少し時間を取って詳細に知りたい部分も沢山ありましたが、
西武池袋線ファンとしては、まずまずの出来栄えとして見ても良いと思います。
台車の分解、洗浄シーンは非常に興味深く見る事ができました。あんなに奇麗になるんですね。
何はともあれ、この値段でこれだけ楽しめるのですから、
ちいさなお子様がいらっしゃる池袋線沿線にお住いのお父さんは買うしかないですね。
夜、妻と二人でソファーに座ってビールを飲みながらNRAに乗ってる気分で楽しんでも面白いですよ。
合奏 (CD+DVD)
シングル版の「待ち合わせ」がほしくて購入しました。
アルバム版しか聞いたことのない方はぜひ!!
イントロのギターのトーンがよいです。
DVDのライブや録音風景もなかなかよかったですよ
鉄歌(てつうた) 〜鉄道会社の歌〜
安全確実に乗客を目的地へ運ぶ事、これは鉄道に課せられた重要な使命。
一方で、喧騒を逃れ、移り行く景色を眺めながら旅を楽しむ、これは鉄道の持つ魅力。
時速300kmで走る新幹線も、のんびり単線を走るディーゼルカーも、鉄道。
「鉄歌」と一言で言えど、紡がれた歌はそれぞれに全く異なり、実に多彩です。
普段、通勤や通学で使っている鉄道会社の歌なら、歌を通して新たな発見があるかもしれません。
乗ったことがないのなら、これを期に乗りに行くのもいいでしょう。
鉄道に関わる人達の思い、鉄歌を作り歌った人達の思い・・・じっくりと味わってみてください。
小田急電鉄完全データDVD BOOK (メディアックスムック 350)
ロマンスカーを中心とした小田急の車両紹介をメインとした
本と、前面展望がウリのDVDがセットになったムックです。
まず本の方ですが、写真が豊富であり、車両に関するデータ、
解説も結構細かい部分までフォローされています。
小田急と言うと、どうしてもロマンスカーが目立ちますが、
個性豊かな通勤型についてもページが割かれており、
過去の車両も紹介されているところに好感を持ちました。
(小田急ヒストリーや撮影地ガイド等のページもあります。)
次にDVDの方ですが、海老名→小田原間の前面展望と
大野車両所見学、各種車両の走行風景の3メニューがあります。
画質は多少低めであり、また、車両の走行風景については
アングルがイマイチ・・・というものもありましたが、
やはり前面展望は楽しいですし、この金額で、写真豊富な本の
付録として付いているDVDとしては、確実に合格点です。
ロマンスカーや小田急に興味がある方にとっては、
この本は”買い”だと思います。