ジ・エンディング・イズ・ジャスト・ザ・ビギニング・リピーティング
個人的に前々作 STATE OF EMERGENCYで NEXT STAGE突入し 始めは様変わりを 受け入れるのに時間は 掛かったものの 先ずはこれから..なのかなと 思いつ(いや評価は実は 高いんです、WAKE UPなんか 超名曲ですし)次の WHITE NOISEでやはりといった 踏襲っぷり流石だなぁと 個人的には満足でした。 ですが、今回の出来までは 予測出来なかった.. そうかぁ..ステイト〜からの 本当の到達地点は このアルバムだったんだぁ 紛れもなく統一感ある 一切捨て曲も無く曲順も良く オルタナの枠を超えたモダンで 完璧なアルバムを完成させて きましたねぇ.. やっぱTLEはただでは起きない 魅力を内包した無二のR&R ですね。 間違いなく最高傑作です
Living in the End Times
In Defense of Lost Causesぐらいから、ほぼ毎年1,2冊のペースで政治時評的な本を出し続けているジジェクの、2010年現在で最新のものです。最近の講演によれば、ここまで時評をずっと書いてきたが、今はThe Sublime Object of Ideologyや、The Ticklish Subjectのようなもっと理論的な、ヘーゲルを主題としたものを書いていて、すでに700ページを越えていてまだ終わっていない、ということです。本書もすでに400ページあって、時評だけでなく、とくにBargaining(取引)と題された章では、私のような素人では読むのが大変なマルクス論が展開されていて、このあたりが次の本への序章なのかな、と想像しています。全体はキューブラー・ロスの、人はどう死を迎えるか、という理論の、否認―怒り―取引―抑うつ―受容、の5段階が章のタイトルになっていて、各章の間に、もう少し軽い、映画や建築(横浜の大桟橋についてもちょっと触れています)などについての文章が「間奏」として挿んであります。キリスト教に関する記述が多いこともこの本の特徴なのかもしれません。終章はカフカの『歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族』、サティの家具の音楽などに触れながら、このあたりの芸術が好きな人には楽しい読み物になっています。
バンドスコア リヴィングエンド ベスト (バンド・スコア)
「The Living End」と「Roll On」から4曲ずつチョイスされているバンドスコアブックです。
どれも結構カッコイイ曲ばかりで、どれから手をつけようか目移りしてリまうようなスコアですw
後ろとかには譜面の見方とかも書いてあって、初めて譜面を見る人もいいかもしれない。まぁ、上級者にはいらないですが…w
ロカビリー好きな人は一冊持っていてもいいかもしれませんね。