夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)
20代の中川くんは会社に勤めるサラリーマン。合コンで知り合った彼女とそのままホテルに入っても、やはり簡単に肉体関係を持つことに抵抗を覚えて彼女を置いて歩いて帰るというメンドクサイ性格の持ち主です。そんな中川くんの趣味は『歩く』こと。いつでもスニーカーを所持していて、都内から自宅まで数時間かけて歩いてかえるのが日課です。そんな中川くんとふとしたきっかけで知り合ったこれまたメンドクサイ女(どうメンドクサイかはお話しの肝なので伏せます)であるミサキさんと、ウォーキングをしながら距離を縮めていく話しなんですが・・・
「りびんぐゲーム」の頃から比べるとはかなり踏み込んだコンプレックスを、多少コミカルに、しかし「本気のしるし」の頃よりはソフトに扱っていて、しかも1巻で完結、なかなかさらりと読めて面白かったです。
「りびんぐゲーム」が懐かしい方にオススメ致します。
私も中川くんに同意しちゃうなぁ〜
簡単に手に入ると達成感低くて充足感も短いけれど、いろいろ障害や時間をかけるとそれなりに関係性が生まれて面白いと思うんだけど。ロマンスってそういうことなんだと思います。
ハルコの晴れの日(1) (まんがタイムコミックス)
作者の愛読者としては、新作が出るのをいつも楽しみにしています。今回の作品は、恋に仕事にがんばる、かわいい主人公の話です。作者が大事にする、ストーリーのテンポ、内容の深さはこの1巻では、とくにありません。軽く読み流して終わりです。でも2巻が出れば買います。