ひぐらしのなく頃に解 捜査録 -結- file.03〈通常版〉 [DVD]
人間は自分への理解を編集したがる生き物だと思います。
しかし、そのような行為の結果はいつでも悲劇に繋がってきたと思います。
民族主義、歴史の改変、洗脳教育、などなど、、、。
大事なのは、綺麗ごとだけではない、人間の限界と現実を知ることだと思います。
だからこそ、自分自身や他の人間に対し謙虚になれるのだと。
人は人を殺す欲求を持っており、それは他の感情と同じく、シチュエーションがそれを引き出すのだと思います。
実際、昔の人々は個々人の「殺意」を肯定し、受け入れ共生してきました。
世界中で一世紀も昔には「決闘」という個人間の紛争解決が普通に行われていたのです。日本では刀で、アメリカなら西部劇、ヨーロッパではフェンシングなど、、、。
普遍的な感情である「殺意」をまるで異常者のみしか持ち得ない素質として完全に無視し、排除してしまっている今の社会は異常であると同時にあまりに不遜であるとも言えるでしょう。
むしろこの作品は人間の暗い性質と向き合い、それと対峙した後、人としてそのおぞましきモンスターである人間と共に生き、歩んでいくことの難しさを問いかけ、そして最期には希望を見出させてくれる、良質なエンターテイメントだと思います。
個人的には、人間を再定義する機会を与えてくれたアニメとして、デジタルな「攻殻機動隊」と対を成すアナログ担当の作品だと思ってます。
ちなみに、「解」はひぐらしの一部。26×2エピソードは一つの大きな物語だと思って見ましょうね。
ひぐらしのなく頃に 礼 -賽殺し編、昼壊し編、目明し編お疲れ様会-[同人PCソフト]
こういう形体の作品はやったことが無かったので新鮮でした。もともとアニメから入ったのですが、キャラの可愛さには裏切られるストーリの深さがあります。
ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編(8)(完) (ガンガンコミックスJOKER)
私が1番楽しみにしていた最終巻が見る事が出来ました。
魅音が命を張って部活メンバーを守ろうとしたところはとってもかっこよかった!
こんなに泣けた漫画は初めてです。
ひぐらしからは数え切れないほどの事を学びました。
みんなが昭和58年の夏を迎える事が出来て本当に良かったです☆
私はこの作品に出会ったおかげで、人生が180度変われる事が出来ました。
ありがとう、ひぐらし(*^。^*)
「ひぐらしのなく頃に解」イメージアルバム~こころむすび(DVD付初回限定版)
CDのほうは素晴らしい楽曲揃いで何も言うことがないくらいいいです!
そして初回限定盤のみ付属の片霧烈火&神月社プロデュースによるPV3曲収録のDVD!!
どの曲も映像の構成が素晴らしく、平和な日常からの悲劇の場面までのシーンが記憶を蘇らされて楽曲の切ない歌詞と被り思わず泣いていました、 ホントにゾクゾクするほどに価値のあるDVDでした。是非機会があれば他の方にも見て貰いたいです(^-^)/
田舎の山間にある雛見沢村を舞台に、そこで起きる連続怪死事件の真実を描いた『ひぐらしのなく頃に解』。
解答編となる第五話から第八話まで収録されています。
出題編では物語を前原圭一の視点で描いていましたが、解答編では別のキャラの視点で描く事により、数々の真実や惨劇へ打ち勝つ為の方法が段階的に明らかになって行きます。
出題編をプレイしている時は正直な所、ここまで壮大な物語になるとは思いませんでした。
雛見沢という小さな世界で繰り広げられていた物語の後ろには大きな背景があり、そして惨劇が必ず起きる。
惨劇を起こす側、惨劇に立ち向かう側、無駄な物など一つもなく、全ての登場キャラクターの思いがこの物語を作り上げています。
無数にある小さな要素をまとめ上げて、一つの大きな物語へと昇華させた竜騎士07氏は純粋に凄いと思いました。
出題編でBGMはフリー素材を使用していましたが、解答編では複数の作曲者の方によって制作されていますので完成度は大幅に上がりました。
是非最後までプレイして壮大な物語の結末を見届けてください。
心に残り続ける素晴らしいエンターテイメント作品になっていると思います。