東京メトロをゆく (イカロス・ムック)
本書は東京メトロについて歴史や運用など様々な面から解説するものです。歴史を解説する上で日本で最初の地下鉄を含む東京メトロについて建設の歴史の部分は欠かせません。レビュー者は最初の地下鉄が銀座線で開削工事(溝を掘って蓋をする方法)で建設された位は知っていましたが、「ウルトラC級メトロ建設史」で解説される内容(工事上の事故を含む)はとても興味深いものでした。都市土木やトンネル工事に携わる土木技術者にも是非、読んでほしい内容です。また、「東京メトロを「動かす」」の章も地下鉄を支える裏方の仕事を垣間見る思いで興味深い内容です。
なお、本書で解説される地下工事から東京の地下について興味を興味をもたれたら、秋庭俊著『帝都東京・地下の謎86』(2005年、洋泉社)を手にされることをお勧めします。
皇居一周おさんぽガイド (パノラマ式)
おおお〜!!!
皇居のまわりの景色が、そのまんま〜やんか!
取引先のビルもコンパクトにおさまって、
なんか、かわいいねぇ〜。
しかも、あの歴史的事件が、ここであったのか、とか、
こんな人物が、いたのか・・と、
読むだけで、さんぽができてしまうとは!!!
今度、皇居ランに行くのが楽しみ、楽しみ。
歩く、東京 千代田線 (エイムック 1718 沿線お散歩ガイド)
何より持ち運びしやすいサイズと言うのが一番の利点かもしれません。
さらに、沿線に密着した特集という点でよりコアに街のことを楽しめるのではないかと思います。
このシリーズは他にも「中央線」のものを持っていますが、それぞれ個性があって色々な街に行ってみたくなります。
他に「大江戸線」のものも出ていますが、その後シリーズは続いていないようです。
個人的には更なる続刊が出ることを期待しています。
プラレール 東京メトロ東西線&千代田線ダブルセット
東京メトロ最新型東西線15000系と千代田線16000系のダブルセットで、早速プラレールにも登場したので、即購入しました。
どちらも最新のプラレールとあって細部まで細かく実車を再現しています。
予備知識 15000系は東西線の05系初期車更新、取替え用として2010年に登場しました。東西線は終日混雑が激しいため、既存の車両ではドア幅が狭く、しばしば遅延の原因となっていたので、乗降をスムーズにする目的でワイドドアの新型車が設計投入されました。それが15000系です。
ドア部分には判別がしやすいように青のグラデーションになっています。
16000系は千代田線開業時からずっと走り続けている、経年40年を超えた6000系を取り替える目的で、2010年に投入されました。
床下機器に省エネ度、騒音軽減度の高い半永久磁石モータを採用し、副都心線10000系よりも約10%省エネ化を図っています。
2011年にローレル賞を受賞。
どちらも地下鉄シリーズ車両の定番仕様のライトギミックつきで、東西線15000系はトップナンバー編成で、側窓も3つで再現されていますが、すべて印刷で形状は同一。ワイドドアが少しだけ味わえます。千代田線16000系は16001Fこちらもトップナンバーで、先頭部の複雑な形状も、見事に再現されています。
しかし、箱の方は越南製とあって破れへこみが目立ちました。私のは真ん中に大きな破れがあり、最初届いた時にこれで本当に新品なのか?と感じました。
中身の方も擦れや塗装落ち、引っかいたような細かな傷が目立ち、私のものは15000系の左側面のシルバーの塗装が何度も塗りなおされ、違和感を覚えました。16000系も引っかいたような傷が多いのも少し気になりました。
小さい子供さんが遊びになられるのでしたら、すぐにぶつけてしまうので気にすることはありませんが、集めている方、細部にこだわる方はパッケージ小窓から左側面を見ることの出来ないネットで買われるよりも、おもちゃ取扱店の店頭に並んでいる物の中から選んで買った方がいいです。
動作は正常です。ただし、単2乾電池交換にはプラスドライバーが必要です。
16000系は後に先頭部分を右に寄せたデザインに変更されたので、今後増備されて見かける回数が増えてくるのはこちらの方になるかと思います。
プラレールも要望が増えれば、単品で発売される際、先頭が変更される可能性もないとは限らないので、初期車のデザインがお気に入りの方はこのセットが貴重かもしれません。
箱、中身全体的に荒っぽいつくりになっていますので、総合評価は三つ星にしました。