ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序 全記録全集 (書籍)
本当アツイです。
内容の中身も情熱も、ここまで到達するのにホント時間掛かったのだろうなと感心せずにはいられません。
とはいえ、ざっと通すだけだと「こんなものか」と落胆したんですけど。
何度か目を通していくうちに中から旨味成分がジワジワと出てきます。
テレビ放映がリアルタイムだった私にはその頃の情熱を思い出させてくれましたし、そうでない方にもエヴァ本来の味がきちんと味わえるでしょう。
デジタルとか使われてても良い、これが和製アニメーションフィルムの醍醐味だと感じられる一品です。
アニメやドラマ関係のクリエイター志願者必携の書といっても過言ではないでしょう。
残酷な天使のテーゼ/FLY ME TO THE MOON
残酷な天使のテーゼと、EDのFLY ME TO THE MOONが収録されているので、エヴァの世界に浸れます。EDのFLY ME TO THE MOONは、スタンダードジャズの名曲で、とても有名な曲です。
そもそも、アニメのEDにジャズを用いたのは、エヴァが最初で最後なのではないでしょうか。題を日本語に訳すと、「私を月に連れてって。」と、とてもロマンチックな歌なので、聴いてみる価値ありです。
劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に [DVD]
生きる事に何の疑問もない人や生まれてきて良かったと感じている人にはむしろ逆効果の気持ち悪い作品だと思います。
別のサイトの映画レビューで書かれていましたが、この作品(特に26話まごころを、君に)に共感できる人というのは何かしら心が病んでいる人だと思います。
「死にたい、でも生きたい」「消えたい、でも存在したい」「誰とも関わりあいたくない、でも独りは寂しい」というアンビヴァレンスな感情を持つ人にはオススメです。
「希望なのよ、ヒトは互いに分かり合えるかもしれない、ということの」
「好きだ、という言葉と共にね」
もちろん人は完全に互いに分かり合うことは不可能です。
しかし私がこの言葉とこの作品に救われたのも事実です。
この映画には、強烈な「死」に対する甘美な誘惑と、それを打ち消す「生」に対するまっすぐな希望があるからです。
つまりハッピーエンドなんです。
もし今、何らかの事情により自殺や失踪を考えている人がいたらこの作品を観てください。
ひょっとしたら何かを感じることができるかもしれません。
ひょっとしたらですけど。
LMHG エヴァンゲリオン初号機 F型装備 (新世紀エヴァンゲリオン)
よくもまあ製品化してくれましたバンダイさん。通常装備エヴァは「モズのはやにえ」ですが、こちらはとても筋骨隆々としています。
F型装備の初号機・マステマ・デュアルソー(パチンコファンにはおなじみになるでしょう)付きなので、お買い得感は高いかと。
好きな人は3個買いして、F型00・02をセミスクラッチしてフルコンプwww