放射線被ばくから 子どもたちを守る
福島第一原発事故から5ヶ月。放出された多量の放射性物質による人体への影響や、土壌・食品などの放射能汚染に対する情報は十分に公開されているとは言い難い。中でも、「低線量内部被ばく」の問題は、その健康障害のメカニズムが十分に解明されていないなどの理由から、ほとんど顧みられていない現状がある。本書は、放射線被ばくの問題に精力的に取り組むNPO法人セイピースプロジェクトが、そのような危機意識の下で編集・出版したブックレットである。
ブックレットという形式をとっているが、「内部被ばく」の危険性についてのわかりやすい解説記事や各分野で活動されている方々のコラムなど、放射線被ばくの不安を抱えながら暮らしている保護者の方々にとって有意義な情報が過不足なく掲載されている。
加えて私が本書から感じたのは、個々人の不安の「声」をいかに社会的な「声」として形にしていくかということである。3.11以降の未曾有の状況下で私たちは何を目指し、何を求めていくべきか。本書は、その課題を考える上で少なからぬ示唆を与えてくれるだろう。監修者の著書やセイピースプロジェクトのHPを併せて見ることもお勧めしたい。
USB HardLocker 4 [ダウンロード]
持ち出し用ノートパソコンのデータ保護に使っています。
鍵を外しておけば、パソコンを起動することができないし、
大切なファイルは暗号化領域に置くようにすれば、盗まれて悪用
されることもありません。
決められたUSBメモリーしか使えなくしたり、操作ログをとる
こともできるので、手間をかけずにセキュリティを確保したい
時には役に立つソフトだと思います。
気に入った点は、暗号化やロックを制御する鍵をユーザーが用意
するのですが、手持ちのUSBメモリー等を自由に鍵にできることです。
(鍵をセットにしたパッケージも存在するようです)
気をつけておきたい点は、ハードディスク全体が暗号化される
わけでは無いので、デスクトップ等に不用意に置いたデータは、
ディスク自体を盗まれた場合は保護されないということです。
ファイルの置き場所に注意するのは結構面倒ですが、暗号化領域は
鍵がついている時だけ、マイコンピュータに表示されます。
それから、鍵を落としたりすると、パソコンが起動できなくなり
ますから緊急用のパスワードは設定しておいた方がいいです。
I-O DATA USB 2.0/1.1対応外付型情報漏洩を防ぐハイセキュリティハードディスク 2.0TB HDJ-HSU2.0
仕事に使うPCのバックアップ用の外付けHDDを探しに探しました。
他社のネットワークHDDやIOデータの非暗号化HDDも色々と買ってみましたが、
私が購入した中ではこの自動暗号化できるHSUが一番良かったです。
※仕事で使うのであれば、盗難などの恐れがある以上、暗号化は必要です。
【理由】
・秀逸なIOデータのPCバックアップ用ソフト「Sync Conecct」が使える。
ほぼリアルタイムな同期システムであり、スケジュールにより週一バックアップなどではない。しかも軽い
・IOの非暗号化タイプに他社の暗号化やHDDブロック系ソフトを入れたら、不安定になり、何度かPCが落ちた。
USB接続で起動するSync Conecctと、USB接続でパスワードを求められる外付けHDDの相性に問題があるのかも
・非暗号化タイプにIOデータ純正の暗号化ソフトを入れようとしたが、対応機種の問題で使えなかった
・ネットワークHDDは、外部からアクセスができる点がメリットだが、言い換えれば、情報流出の可能性は
ゼロではない。USBタイプの方が安全。
というところです。仕事で使うパソコンのバックアップ用ならという前提であれば、
かなりお勧めの外付けHDDだと思います。何かの参考になれば幸いです。
※大企業や大規模なバックアップシステムを構築するのには参考になりませんが、
中小企業レベルであれば、PC1台にこれ1台をセットしておけば充分かと。
1週間で会社が変わる!採用の教科書 著者
ひとごとではないデータベース情報の漏洩防止―事件簿から学ぶセキュリティ対策
データベースのセキュリティについて情報セキュリティマネジメントからアクセスコントロールまで一通り平易に書かれており、良書だと思います。
一つ盲点だったのはバックアップデータを暗号化する必要があるということ。
確かにバックアップデータの物理的盗難の可能性を考えればバックアップを暗号化する必要性は自明なのですが、現在稼動している多くのシステムでは、そこまで行われていないのが現状ではないでしょうか?
自分たちのシステムの盲点を探す上でも役に立つ本と言えるかもしれません。