マリナーズ2001
まず1年にわたり楽しませてくれたMarinersに感謝したい。もちろんMarinersばかり放送するMediaに対して批判をする声も聞くが、毎日のゲームの結果に注目したのも事実である。本書はSettleの地元紙であるSeattle Post-Intelligencerが編集したもので2001年のMarinersの躍進を思い出すのにお手ごろの価格といえよう。もちろんイチローも佐々木も登場するが日本で出版されるものより露出度は少なく、チームの中にしめる彼らの位置づけや役割、評価が現地でどのようになされているかを知る上で興味深い。
一流の思考法 WBCトレーナーが教える「自分力」の磨き方 (ソフトバンク新書)
イチローの成功の裏には「型」があった。
自分との約束を守ることで得られる「自身」と自分自身に対する「責任」。評価や結果を他人任せにせず、自分で獲得したい方必読。
朝食にカレーを食べることがイチローを真似ることでないことが良く分かる本。
奇抜な思考法ではありません。
淡々と自分を見つめ続けることができる人だけが到達できる世界。
イチローはそんな世界を私たちに見せてくれています。
誰にでもできて、誰にもできない世界を。
アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)
やっと届いた。寝る前に少しだけと思いつつ、全部読んでしまった。
もったいない。ちびりちびりと大事に読もうと決めていたのに…。
『宇宙暮らしのススメ』の挿絵を担当された後の「宇宙科学漫画」でタイトルもずばり『アステロイドマイナーズ』です。
当然のごとく小惑星開発をモチーフに描かれていますが、オビの「これが宇宙(リアル)だ !」は伊達じゃありません。
地味で現実的な宇宙開発の可能性の一つを、著者特有のブラックユーモアを織り込んでしっかりと作られています。
「おい地獄さ行くんだで」と『蟹工船』の冒頭を読むコントは如何にも著者らしい。面白かった!
グリーンスリーヴズ / イギリス民謡集
このCDには、吹奏楽を経験した人なら誰もが知っている
「イギリス民謡組曲」が収められています。
もちろん、オリジナルは吹奏楽ですが、ゴードン・ヤコブ(ジェイコブ)が編曲しています。ゴードン・ヤコブは「管弦楽技法」という著作もあるほどオーケストレーションには長けていて、今回の「イギリス民謡組曲」もオリジナルの魅力を更に引き出しているといえます。
特に2楽章の間奏曲:マイ・ボニー・ボーイは絶品です。
演奏は、サー・ネヴィル・マリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団という一流の演奏家たちです。
吹奏楽版の「イギリス民謡組曲」しか聴いたことのない方、オススメです!