テレビアニメ スーパーヒストリー 13「ピコリーノの冒険」~「ろぼっ子ビートン」
ピノキオものとしての知名度は、「樫の木モック」の後塵を配するが
音楽的には豪華な「ピコリーノ」、菊池俊輔作曲の「ポールのミラクル
大作戦」と聞き所の多い曲が収録されているが、一押しは「花の係長」。
大人向きのアニメとして、エッチなネタを入れたアニメでしたが、園山
俊二(作詞)&かまやつひろし(作曲)という「ギャートルズ」のペア
が中年サラリーマンを妻の立場から歌った「花の係長」は、お父さんに
とっても身につまされるかも(「ママー 係長ってすごい人?」へのママ
の回答は...ちょっとH)。
中年サラリーマンの哀愁を歌った「嗚呼!花の係長」は名曲。
続々テレビまんが懐かしのB面コレクション
自分が最も夢中で観ていた頃のものが最高・・・アニメ主題歌とはそういうものだと思っていたが、このCDを聴いて考えが変わった。ここに収められているエンディングは1975~78年に放映された作品のものである。私にとって一番馴染みの深い年代はせいぜい76年くらいまでで、収録曲の中には初めて聴くものも多かったが、そのクオリティの高い曲作りには脱帽である。Disc-1の7と24、Disc-2の2と13はいずれも名曲。さらにDisc-2の10などはもうカッコ良すぎ!ブルージーな曲を好む30代~40代にはたまらない!?挙げた曲以外の曲も名曲揃い。オムニバス盤というと大抵「これはいいや、飛ばそ・・・」という曲がありがちである。だが私はこのCDを全曲通して聴く度になんと素晴らしい曲ばかりなのだろうと心地良くなるばかりである。個人的に、アニメの歌が最もカッコいいのはこの頃だと痛感した。