伝説の日本ライブ
みなさんおっしゃるように,とても素晴らしい演奏です。
技巧的に難しい曲ばかりですが,
通常要求される以上の技巧と異常なまでのテンションで,
最初から最後まで弾き通します。
特に「幻想即興曲」の重音の下降音型とラフマニノフの第2ソナタのフィナーレは,
絶対に聞き逃せません。
ライブでこれほどのスピードで突っ込んでいるにも関わらず,
驚異の解像度です。
たくさん聴くにはもったいないので,
本当に聴きたい時だけしか聴かないようにしてます。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&ピアノ・ソナタ第2番
むしろヌルい。
スルタノフということでもっと過激な演奏を期待したのだが、、、
第2ソナタは日本ライヴのほうがずっと面白い。
(もっとも終結部の追い込みはかなりのものなので、
一度聴いてみる価値はあり。)
クラシック・ベスト200
他の方のレビューで、曲が途中フェイドアウトを覚悟していたのですが、実際は半数以上の曲はちゃんと終わりまで収録されています。
200曲もあるので、「うわあ、こんな曲も入れてくれてる」と、微かな記憶から呼び覚まされた曲名不明お気に入りも発見できます。
こうして一気に聞くと、クラシックは特上のポピュラー・ミュージックでもあるのだな、とその豊かさに感無量です。
クラシック BEST HITS 100
この曲数でこの値段なので、もしかしたら微妙かも…と思いつつ買ってみたんですが、やはり途中でフェードアウトしちゃう曲が結構多かったですね。特にボレロなんかは、最初の小さな演奏から最後の大合奏まで全て通して聴きたかったのでかなり残念です。もしこれらの曲目が全曲フルで入っているCDがあったとして(更に値が張るでしょうが)どちらを買うかと聞かれたら、私はきっと高くても全曲フルの方を選ぶでしょうね。せっかく良い曲が集まっているのにホントに勿体無いです。CDの録音時間に合わせるのではなく、曲の長さに合わせて欲しい思いました。