コーエー定番シリーズ 信長の野望 戦国群雄伝
最近のコーエーシリーズは難しすぎる....という人にお勧め。文化・技術の導入など戦国の息吹がひしひしと伝わってくる作品。それでいて操作性も割と簡単。完成度の高いゲームだと思います。
コーエー定番シリ-ズ 信長の野望 武将風雲録
『信長の野望』シリーズの第4弾のwin移植板です。
このゲームは元々1990年にPC-98シリーズ、PC-88シリーズにてリリースされ、後にMSX2、SFC、FC、PS等に移植されました。
20年以上前の設計であるためやや古くさい部分もありますが、ルールも覚えやすく比較的自由度も高いため今なお愛され続けています。
最近のディテールに凝りすぎるあまりルールが複雑化したゲームに疲れ方にお奨めです。
信長の野望サウンド・ヒストリー
そもそも信長のBGM探しは今から1ヶ月ほど前に遡る。セガサターン版でやった天翔記の安土城でかかっていた曲がどうしても忘れられず、サントラでないものかと探し回っていた。当の天翔記自体のサウンドトラックには収録されておらず、まったくのオリジナル曲なのかと愕然としていた。そんな矢先、インターネットの掲示板で、全国版の流用ということがわかった。とはいえ、全国版のサウンドトラックなんてオークションでもあるかないかわからないほど希少な存在。そこでなんとか今コーエーが出しているものの中にないものかと探していたら、このCDの中に収録されているのがわかり、早速購入。今日届いたので早速聴いてみたら、2曲目にあった。あの頃の感動が蘇る。信長の野望を最初からやってきた人なら言うまでもなく、初めて買う人でもオススメの一枚である。
信長の野望・戦国群雄伝
内政・戦闘・武将・軍師という信長の定番が初めて出てきたゲームです。
武将は行動力によって何回でもコマンドを実行できますが、
政治力に依存するために風魔小太郎などは何ヶ月かに1回しか命令ができません。
まずは教育で政治力を高めるのがポイントです。
さらに攻め込まれた城の城主の行動力が20以下だといきなり負けなので要注意。
戦争は夜襲を使えば勝てますが城に居る上杉謙信にだけは勝てません。
(この理不尽さがコーエーっぽくって良いのですが)
武将の能力に関しては首をかしげたくなりますが、
初めて武将を登場させたのでヨシとしましょう。
今の信長の野望と違いシンプルなのでコーエー初心者でも楽しめると思います。
信長の野望・武将風雲録
菅野よう子さんが光栄の作品を担当していた頃の作品の一つで,菅野さんの力強いピアノを堪能できることが大きな特徴です。
特に,小編成のヴァイオリンをバックに弾き乱れる「3. 天魔鬼神 上の巻」「4. 天魔鬼神 下の巻」(『上の巻』と,『下の巻』はほとんど連続して演奏されている。『甲斐の虎』や『毘の旗幟』も同じ)は圧巻。最近は,独奏であっても,柔らかなタッチで弾くことの多い菅野さんだけに,とても貴重なものです。曲としても,鬼神ともいわれた信長のテーマを見事に表現しています。
また,その激しさと,チャイコフスキーのように甘美なメロディの交じった「7. 毘の旗幟 上の巻」「8. 毘の旗幟 下の巻」も秀逸。こちらも,独奏か,あるいはヴァイオリンとだけの簡易な編成だけに,菅野さんのピアノを堪能することができます。
尺八と鼓という古楽器による演奏が素晴らしい「1. 風雅」や,雄大な「2. 狼煙」,シンセの不思議なほど美しいフレーズの中に,甘いピアノのメロディが流れる「9. 遥かなる山河」も菅野さんならではの秀作。エンディングとなる「14. 天壤無窮」も,広い世界観が伝わってきます。
基本的に光栄時代のアルバムは,今の菅野さんだけを知る人にとっては,若干の物足りなさを感じるものなのかもしれませんが,シミュレーションゲームの音楽という,使用する場面がはっきりと決まってしまっており,なおかつ制作者サイドの意向が強い分野において,これだけ独創性の強く,なおかつ聴く側の心を捉えてやまない音楽を作り上げてしまうところが菅野さんのすごさなのだと思います。