NHK みんなのうた [DVD]
今まで、幾らかは CDはそこそこの曲が発売され、
DVDも有るけども、J−POPのアーティストが
歌っているここ数年の曲しか無かったりしたので、
一部の曲だけが思い出した様にリリースされていた感じの
『みんなのうた』DVDですが、
これはかなり本格的且つ集大成な内容かと思います。
時々、NHK−FMや教育TV番組での特集を視聴する度、
こういう商品が出ないかな〜とは望んでいました。
しかし、著作権上の問題もあるのか、流石に全曲収録は実現しない様で
1割強の収録数で有る事と、 何故か最新でも2002年度でなのかが
判らないので 其処だけが惜しいので星4です。
商品とは関係ないですが、今年は 『みんなのうた』と云い
『まんが日本昔話』と云い、長期シリーズなのに商品がロクに出なかった作品が
よく発売される機会が多いですね。この流れが途切れません様に・・。
この人に聞きたい青春時代〈2〉みなみらんぼう・新谷のり子・PANTA・はしだのりひこ
みなみらんぼう、新谷のり子、PANTA、はしだのりひこ等発禁になった曲の人たちへのその曲を巡る時代とふりかえってのインタビューである。
この中でよく知っている人は、はしだのりひこで、ここだけ熱心に読んだ。
フォークルのイムジン河がCDで復刻しており興味深いものであったが、これらの人たちは、60~70年代の共産革命、ベトナム反戦等に才能のピークを得た人たちであり、時代を映す曲が公権力の力で発禁処分(性格には自粛)となった。はしだのりひこは、前進の京都の音楽シーンなどが語られておりおもしろい。
途上にて
名アルバム。タイトル曲の「途上にて」は少し息苦しくなるほどです。滑稽で猥雑な「大阪慕情」、青春の別離をほろ苦く歌う「さよならをもう一度」等を収録。どちらかというとさっぱりした感じのする曲の多いらんぼうですが、本アルバムでは全体に重い存在感があります。らんぼうファン必聴のアルバムです。
ゴールデン☆ベスト 石川セリ シングルス・アンド・モア
過去何度と無く『石川セリのベスト』と称して出されてきたCDには、フィリップスレコードでリリースされた12枚のシングルA面曲が網羅されているものがありませんでした。しかし、この『石川セリ ゴールデン☆ベスト』でやっとシングルA面曲を全て網羅したことにより、オリジナル・アルバム未収録の「ガラスの女」とそのシングルB面「うしろ姿」が初CD化されました。また、キャニオンレコードから出されたデビュー曲「八月の濡れた砂」やユーミン作詞・作曲の「朝焼けが消える前に」や井上陽水作曲、レコーディング参加の「気まぐれ」収録とかなりファンには納得のいく内容になっています。そして、それらの曲を1985年のフィリップスレコードでのラスト・シングル「いろ、なつ、ゆめ ~彩 夏 夢」から、ほぼ発表順に遡った曲順と拘り(?)を感じさせてくれたり、CDブックレットの表IVで全てのシングルのジャケ写を配置したり、解説がついていたりと価格的にも満足の一枚です。
乱暴と待機(通常版) [DVD]
面白かったです。
地味だがブラックユーモアというか、邦画独特の雰囲気とコミカルさが絶妙です。
主役の奈々瀬を演じた美波さんは、某BSで人間昆虫記というドラマの主演もされてました。
それとは似て異なるというか、ある意味真逆のタイプの役柄です。
嫌われることが何よりも怖い→その為ならなんでもやる→その結果、被害者が発生し結局嫌われる。悪循環ですね。
他人なのにお兄ちゃんと呼ばれている浅野忠信は、彼女に復讐をすると公言する。
しかし本当の彼女は自称とても面倒臭い女。
最終的な焦点は、彼女が真に求めているのは何か?ということみたいでした。
小池栄子は強気の女性の役が本当に上手い。
浅野忠信はなんだか昔の彼の演技に戻ったみたいで、これまた良かったです。
日本は変にハリウッド映画の真似なんかせず、
こういうスルメみたいな映画をどんどん作って欲しいですね。