天保異聞妖奇士 あやかしあやし 八 【最終巻】 [DVD]
ここに来て、ようやくこの作品が伝えようとしている『もの』が少しずつ分かってきたような気がします。(あまりここで言ってしまうと逆に皆さん一人一人が感じているものが薄らいでしまう人もいるかもしれませんのでここはあえてふせておきます)
ただ、何かしら気付く人はいると思います。
1話目の衝撃的な始まりから、見れば見るほどそのストーリーに引き込まれ、出てくる登場人物たちに感情移入する事などもありましたが、ここに来るまでがあっという間でした。そう、最初から見ている自分自身が何か『試されている』雰囲気に感じとられました。
もちろん、皆さん一人一人がこういった感情を持たれるわけではないです。ただ、この作品が伝えるものその一つ一つに意味があり、感じとったものをどう受けとめるかは一人一人が違います。
私はこの作品を通じて、面白さと同時にいろんな事を考えさせられて見てきました。
現代に抱える問題などもちらほら関係していますし、ただのアニメとして見るには勿体ない気がします。打ち切りなんてもっての他です。
是非、最初から見ていただき、もっと多くの人にいろんな『もの』を感じとって欲しい作品です。この巻だけとは言わず全巻共々お薦め致します。
天保異聞妖奇士 2 (2) (ヤングガンガンコミックス)
アニメのほうとはストーリーが全然違っていて、
また違った面白さがあります。
あと画風も眼のキラキラしたアニメとは違うので、
あの絵が駄目だった!という人にも漫画のほうは勧められるかも。
あいかわらずアクションシーンがわかりにくい感じな点と、
敵対した3人組のお話がもうちょっと欲しかったなあという点が残念でした。
次のヤエコさんの漫画にも期待したいです。
TVアニメ「天保異聞妖奇士(あやかしあやし)」公式コンプリートガイド蛮社改所入門
各話解説・スタッフインタビュー・キャスト座談会と標準的な構成なのですが、どれも読み応えあり。読後にDVDを見直すと、新たな発見が増えそうです。全話にメインスタッフのコメンタリが付いているのも嬉しく、長いキャスト座談会からは、半年の間、どの役者さんも渾身の力で「彼ら」の人生を生きてくださったのだなあという実感がひしひしと。
残り2クール分の映像化は難しそうな雲行きですが...シナリオ草稿だけでも、あるのなら世に出していただけると有難いですね。時代考証の先生が「新選組!」と同じ方だったのが、私的にツボでした(どちらも毎週毎週、楽しみに見てたのに気付かなかった)。
天保異聞 妖奇士 六 [DVD]
ビックリしました。「えっ?この巻に獄一が入ってんの!?」って。
「ウルフズレイン」みたく、TV放送分をDVDで全部だしてから発売してほしかった。
でも、出来が良かったので☆5つ!
見て損は無いですよ。
ただ、見ちゃうと絶対次も見たくなるので、そこんとこ要注意!(笑)
愛という言葉(初回生産限定盤)
頭の中はひたすら『アトル アトル 馬 アトル…‥』
妖奇士を見てあのエンディングに慣れた人ならば誰もがそうなります。(不思議)
はてさて、本作品の1曲目の「愛という言葉」ですが、何か『優しい』のと『安心』して聴ける感じがいいんですよね。歌詞だって暗いイメージを思わせるフレーズもなくて、何より『素直さ』が出てていいです。
妖奇士でエンディング曲として編集されて使われていたのとは違う作りになっていますがこれはこれでいいと思います。本作品のフルバージョンだと少しはアトルへの意識が和らぐかも…‥。でも、やっぱり編集版も入れてほしかったかなと言うのが本音。
その分、カップリングとして入ってる2曲目の『靴』も非常に良いです。少し雰囲気が暗目ですけど完成度が高いと思います。ちょっと古くさい感じの演奏がまた渋い。そして、サビの部分が好きです。
「こっちもエンディング曲として使えたのでは?」と言った感じ。
ただ、個人的に唯一気にくわないのはドアップのジャケくらいかな〜。
いきものがかり/流星ミラクル
ポルノグラフィティ/Winding Road
キャプテンストライダム/LONE STAR
愛という言葉/紗希
って、通して聴くと非常にバランスがとれていてどれを選ぶかなんてやっぱり出来ませんね。
だって、全部いい曲なんだもん。
是非、お薦めします。