ステップフォード・ワイフ [DVD]
試写会で見て、その後DVDを購入しました。
こちらでの評価は分かれるようですが個人的にはかなり気にいってます。
もう何回も見ました!
レンタルではホラーとかミステリーのコーナーに置かれていることもあるけど
ブラックコメディとかそっちかなという気がします。
現実の世界では
今でもこういう女性像を求めている男性は多いのではないか
いやむしろ増えてるのではないかとか
女性が経済力を持つと離婚にいたるケースも多い中
それでも家庭生活を上手くやっていくにはどうしたらいいんだろうとか
そんなことをぼんやりと考えさせられます。
見方によっては軽い内容ではないような。
仕事ができれば男女関係なくトップになれる土壌のアメリカと
なかなかそうもいかない日本ではインパクトは違うかも。
人間のジレンマが感じられるいい作品だと思います!
ステップフォードの妻たち (ハヤカワ文庫NV)
1974年のハードカバーが約30年ぶりに掘り出され、文庫化されたもの。ニコール・キッドマンで再映画化の話が進んでいるためらしい。ハードカバーも持っていたはずだが、アイラ・レヴィンの名に釣られてつい買ってしまった。
原著は1972年で、もう古くさくなっているかと思ったが、まったくそんなことはなく、非常に現代的な話だった。レヴィンの透明な文章と緻密な構成、不安を盛り上げていく手法はさすがで、結末を知っているにもかかわらず、どきどきしながら一気に読んでしまった。
ピーター・ストラウブが解説を担当しているのも面白い。
レヴィンに笑われそうだが、あえて次のような疑問を提出したい。男たちは本当にこういう妻を望んでいるのだろうか?