ヴェルサイユ宮殿に暮らす—優雅で悲惨な宮廷生活
以前から、ろうそくのすす・暖炉の掃除・トイレについて疑問でしたので、本書を読んでみました。
一冊を通して、寒い、臭い、不便!!が伝わってきました。本書に優雅はまったくありません。
どうして最初に設計するときに、考慮しなかったのか、不思議でたまりません。
当時の様子がよくわかって、何度読んでも飽きないのですが、翻訳がイマイチで、翻訳者にはわかっていても読者にはわからない単語が多く、
どうしてもっとくわしく語句を解説しないかなーと、感じました。
改訳・超訳が出たらいいと思います。
パリ (タビトモ)
旅行中は、やたらと物が増えてしましますよね。
「○○ぶ」は大きすぎ、「地○の○き○」は重すぎて持ち歩く気には全くなりません。
小さくて軽いガイドブックを探していました。まさにそれがこれです!!
ショルダーバッグにきちんと入り、しかもジャマにならない。
街中で大きな地図やガイドブックは広げたくないですから。
小さくても、色々な観光スポットや可愛い雑貨屋さんやレストランやカフェもきちんと
網羅されています。 地図もわかりやすいです。
他の国に行くときにもこのシリーズを買います。
ヴェルサイユ訪問 [DVD]
映画『カストラート』の監督ジェラール・コルビオが、このドキュメンタリーの監督を務めているので、流れるような美しい映像を堪能できます。ルイ14世、15世、マリー・アントワネット、ナポレオン1世などの人物と宮殿との関係を焦点に、宮殿と庭園を紹介しているので、ヴェルサイユの歴史とともに、絵画、彫刻、調度品や室内装飾の流行の変遷や、離宮、王妃の村落、温室、運河、泉水など、ヴェルサイユの見所をきっちりと頭に入れることができます。ヴェルサイユを訪れる機会のある人は、必見でしょう。鏡の間や、王の寝所などの豪華絢爛な公的な部屋もよいのですが、プライベートな空間も多く紹介しているのも、このDVDの特徴かと思います。作り物の本が並んだ王妃の図書室と、付属する秘密の午睡の部屋は、本嫌いで堅苦しい宮廷を嫌ったマリー・アントワネットの性格が表れているようで興味深いものがありました。仕掛け時計や、精巧な寄木細工で出来た書き物机、メダルを蒐集したキャビネットなど、珍しい家具も良かったと思います。また、メイキングにもあるように、天候に苦労し、リモコン飛行機に搭載したカメラによる空撮で、ベストショットを撮りたい製作者たちの意気込みが伝わってきます。