The Holy Grail of Macroeconomics: Lessons from Japans Great Recession
This book provides a unique perspective on the Japanese recession of the ninetees and the lessons we can draw from this which are relevant for the current crises. One of the best macroeconomics books I have ever read. Superb!
Monty Python and the Holy Grail [VHS] [Import]
Monty Python & the Holy Grail is simply the best movie by the comedy group from England, Monty Python. Never heard of them? You should. Their other movies, Life of Brian and The Meaning of Life, are nearly as good, but this one beats them all. Why you ask? I don't know really, the jokes are outlandish, the songs ridiculous and the effects are sub-par, but somehow it all adds up to comic gold. You will laugh yourself silly and find yourself humming the tunes or saying the lines in spite of yourself.
Holy Grail (完全限定生産豪華仕様盤)
Versailles、ただの勢いで終わるバンドではなさそうです。
各曲の印象やアルバム全体の流れ、世界観などは他のレビュアーさんが書かれている通りだと思うので省きます。ここ最近のいわゆる「ヴィジュアル系」とカテゴライズされるバンドの作品の中では頭ひとつ突き出ている―その頭は、とてつもなく大きいサイズだと付け加えておきましょう―と同時に、インディーズから通算3作目のアルバムにしてこの安定感は見事と言う外ありません。金銭的な理由以外で購入を躊躇っていては勿体無い作品です。
さて、90年代〜00年代初までに一躍のムーブメントを起こしたヴィジュアル系バンドは、当時の勢いと比較するとアンダーグラウンドな存在になってしまった事は否めません。色物として取り扱われたからとか、楽曲の質が落ちたからとか、ネオ・ヴィジュアル系と呼ばれる、いわゆる「全然ゴシックじゃない」バンドが飽和状態だからとか、色々と論議されているのでしょうが、どういった理由であれ、音楽ビジネスの何割かを担っていた頃とは違い、本当に限られたバンドしか生き残ることのできないジャンルとなってしまったと、個人的には思っています。
そんなシーン(と呼べるかも怪しいですが)の中でVersaillesの楽曲は、様々な魅力に溢れています。
とことん突き詰めたヴィジュアルとゴシックな世界観はもちろんの事ですが、何よりもまず、「バンドらしい」事を特筆するべきでしょう。ツインギターでリフをザクザクと刻み、それとリンクするドラムスは力強くツーバスを踏み、安定したベースは楽曲を支えつつ、ギターソロ直前で存在感を出すフレーズを披露したりと、演奏する側の緊張感が伝わってくるVersaillesの楽曲は、バンドマンの演奏魂を熱く燃え上がらせるはずです。更に、ほぼ全ての曲でギターソロが採用されている事も賞賛すべきところで、どの時代にも左右されることのない叙情的で美しい早弾きのソロは、思わずニヤリとさせられます。
Kamijoも、LAREINE時代とは違った歌い方にシフトチェンジしましたが、最近になってより、男らしい艶やかな声質に磨きがかかってきたなと感じます。カッコいいじゃないですか。男でも惚れますよ。よくこういうレビューに沸いて出てくる、メロスピ系統のボーカル=高い音程を歌えないとダメ、みたいな固定概念をお持ちの「自称メタル通」な方は、自分のメタルに対する崇高な知識や見識をさらけ出して自己悦に浸りたいだけなので、一言だけ。勝手に吠えてろ、○○が。
話が逸れましたが、どこか懐かしくもあり、また今の時代にリリースされるとかえって懐かしくもある本作「Holy Grail」は、ヴィジュアルを見て楽しんだり、聴いたり歌ったりはもちろん、バンドとして音楽を演奏する楽しみ、ギターやドラムを猛練習して技術を向上しようとする意欲を思い出させてくれるようなアルバムです。「JUBILEE」も「NOBLE」も良い内容でしたが、サウンドプロダクション(特に、ミックスダウンを担当したエンジニアさんは本当に良い仕事をしてます)の向上で、より一層Versaillesの「やりたい事」が明確に見えてきています。世界でも活躍する彼らが、これからどこまでファン層を広げられるか、楽しみです。