セガコン ~THE BEST OF SEGA GAME MUSIC~ VOL.1
最新ハードの最新作より、ずっとずっと心に残っている曲が多いのはなぜでしょう? FM音源ってこんなにすごかったっけ?
いえいえ、技術じゃないんでしょう。
あの頃の 自分が 浮かぶからなんでしょう。
やっぱり面白かったよね。
そんな、セガとの80年代後半を、これで振り返ってみましょう。
あー、響くなぁ。
SEGA AGES 2500シリーズ Vol.20 スペースハリアーII ~スペースハリアーコンプリートコレクション~
これだけの内容を盛り込んで2,500円ですので、
定価分の価値は十分にあると思います。
ゲームの完全収録に加え、操作方法や画面解像度の変更
といった設定機能も充実しており、設定次第でかなり
快適に遊べるようになりました。
惜しい点としては、サウンドのエミュレーションが
完全には行えなかったようで、音色が微妙に変わっていたり、
極僅かにテンポがずれていたりします。
(ゲーム中は全く気になりませんが、サウンドテストとアーケード版のCDを聞き比べて初めて分かる程度です)
セガサターン版のように、BGMをストリーム再生にするか、
あるいは、エミュレーションとストリーム再生を選択できるように
するなどの対策を行ってもらえればより完璧になったと思います。
また、コントローラのアナログ/デジタルはどちらか一方ではなく、
同時に両方で操作できるようになっていれば便利だと感じました。
あとは、3Dモード(赤青セロファンや立体視、液晶シャッター)を、
スペハリ3Dだけでなく他のスペハリにも追加されてたりすると
素敵だと思ったのですが、さすがにこれは贅沢な希望ですね(笑)
このように細かい点を挙げようと思えば挙げれるのですが、
プレステ2でここまで良い出来なら今のままでも★5つに値すると思います。
Typing Space Harrier
まずBGMがそのままなのがポイント高い。
面数によって曲の頭が変わるのもそのまま。
ルールは、敵が現れると「よっぱらい(YOPPARAI)」と表示され、時間内に打たないと1ミス。
打ち込みに成功すると豪快に敵を破壊します。
タンタンタンとテンポよく倒せた時は爽快!
ちなみにアルファベットの表示どおりじゃなくても、正しい入力ならちゃんと正解になります。
そもそもミスタイプによるペナルティが無いので少しのミスは気になりません。
入力レスポンスもなかなか。
難点は
・瞬時に文字が読みづらい場合がある
・敵の出現順と文字のバリエーションがいつも同じ
・ワンプレイが長い。ボスモードを抜かすとノーマルモードしかなく、
まさしくゲームのオールクリアと同じ時間がかかる
毎回1面、2面とクリアしてくのは・・・
サクッと練習出来るモードが欲しい
・ちょっと簡単?慣れるとごり押しでも全クリできちゃう
・VISTAだからかもしれないが、ちょっともたつく事がある
あの雰囲気でタイピング練習できるのはファンとしては嬉しい。
知らない人でも普通のタイピングソフトとして遊べるけど、特打シリーズに比べるとやや単調かな。
クリア後にアレンジ曲が入っていて、中々かっこいいです。
SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.4 スペースハリアー
スペハリを題材とした別のゲームとしては、値段分は楽しめると思います。アーケード版からのファンはどうしても細かい点が気になると思いますので評価が分かれる所でしょう。
私が気になった点としましては、
・音楽、走り方など、全体的に原作よりスローテンポな感じがする
・ハリアー、敵キャラの影が無いので、距離感が掴みにくい(特定のモード時に隠しコマンドで出せる)
・ミスした時、空中に浮いたまま倒れて立ち上がるので、あまりやられた感じがしない
・トンネル面やロックオン,アイテムなどのオリジナル要素が冗長
決してクソゲーという訳ではありませんが、全体的にスペハリっぽくない作りですので、オリジナルにハマっていなかったか、プレイした事の無い方にお勧めします。
セガ・ゲーム・ミュージック VOL.1
ゲームミュージックがいわゆる、「ピコピコサウンド」から脱却した記念碑的作品です。ゲームミュージックアルバムとしてオリコンチャートの上位に入るという当時としては奇跡的な売上げを記録しました。アウトランの楽曲はまさにドライブに最適とも言える清々しいフュージョンサウンド。エレクトロな雰囲気を感じさせるスペースハリアー。DTM的なアレンジ(笑)がされたアレックスキッド(MarkIII版)。ライナーノーツもマニアックな話満載です。(^^;