ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ‾光と影の英雄‾ パーフェクトガイドブック
公式とどっちがいいんだろうと思って購入しました。
私個人としては、こっちの方がやりこみたい時には便利かな、と思いました。
敵キャラ全パラメータが載っているし(ハード時加減するパラメータの位置まであり)、
キャラは1ページにわたって成長グラフや死亡時、撤退時のセリフが書かれていたり、
アイテムも画像付きでよかった。
みんなの様子も○時間で〜みたいな細かい部分まで書いてましたし。
ですが、ちょっとみづらい…
もうちょっと見やすくしてほしかったです。
所々知りたい情報があるだろうという位置より飛んだ位置にあったりしました。
エンターブレインがまさか攻略本を出すとは思わず…
そこが一番の驚きでした。
攻略は、しっかりしていると思います。
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
本作は久々の据え置き機でのFE、しかも完全新作ということで変わっている点も少なくないです。
マップや戦闘が3Dになりました。グラフィックも綺麗です。ただし戦闘はちょっと動きがぎこちない…FEで3Dの戦闘は本作が初なので大目に見るべきかな。
新たな兵種「ラグズ」が登場。戦うためにはゲージ溜めが必要で従来の兵種とは少し勝手が異なります。特殊なぶん使いこなしに慣れを要するかも。
「拠点」システムが登場。今までマップ上で行っていた買い物や支援会話をここでまとめて行えるので、便利です。
条件を満たすと敵・味方問わず1マス押しのける「体当たり」が登場。1マスたりとて馬鹿にできないFEでは結構使いこなし甲斐のある便利システムです。
他には、アイテムなしでクラスチェンジが可能になった事、武器の錬成ができるようになった事、物語の要所要所でムービーが挿入されるようになった事など。
様々な変更点があり斬新に感じる一方で、基本は従来のシリーズ通りなのですんなり馴染む事ができました。
しかも本作のチュートリアル「指南」は非常に分かりやすく、手軽で、さらに強制されないので初心者にも経験者にもありがたいという優れモノ。
シリーズでは割とバランスがいいほうです。奥義習得&最強武器装備の主人公や、最後のお助けキャラはさすがに少し頭抜けた強さですが、残りはそれなりでバランスも良好。
シリーズお馴染みの秘密の店や闘技場はありませんが、代わりの育成手段が前述の拠点に用意されており、よりバランスが崩れにくい結果になっています。
3段階に難易度を分けて間口も広く設けられています。特に最高難度は崩れにくいバランス調整から最後まで難しく、消化試合と呼べるような簡単ステージは1つもないのが魅力的。
マップもそれぞれの章ごとにテーマや特徴のある「濃い」マップが多く、飽きずに楽しむことができます。
若干の暗い要素を含み、かつ謎を残す感じのストーリーもかなりお気に入りです。ゲームバランスが良いこともあってか、宿敵戦&ラスボス戦も非常に熱い。
BGMは戦闘の曲が特にお気に入りで、全て良い曲だと思いました。クリア後の戦績の音楽も…やばいです。サウンドモードも用意されています。
ムービーは本作初登場ですが、FEとムービーの相性の良さを感じました。長すぎず短すぎず、スキップも可能でプレイの妨げになることもなく素直に楽しめました。
クリア後のおまけも充実していて、エクストラマップやキャラクターイラストを閲覧できます。GBAのFEとも連動できて、マップやイラストがさらに増えるなどサービスも満点。
不満点は前作まであった支援会話の閲覧モードがないこと。支援会話自体はかなり良かったのでこれは手痛い。
遊んでみると本当に良く練られてるなあと実感します。
ファイアーエムブレム 暁の女神
ほぼ皆さんが書かれている通り
良い
・BGM。歴代でもトップクラス
・戦闘グラフィックは蒼炎より綺麗かつ滑らか
悪い
・奥義が強すぎ。アイクの天空はまあ主人公特権としても…
・前作キャラが強すぎて初期キャラの立場なし
・支援会話があっさり過ぎて、各キャラの性格、過去等が掘り下げられない
・難易度マニアックの仕様。敵の配置やパラメータで難易度調整するのが面倒だったのか?
演出に気を使いすぎてゲーム性が疎かになった印象。
それでも元のシステムが完成されているので十分面白いが、
昔のFEの様なシミュレーションゲームとしての面白さを期待すると
特に後半で肩透かしを食らう。
シミュレーションゲームとしてのバランスは蒼炎の方がいい。
グラフィックは劣るが、WiiでもGCのソフトは遊べるので、
暁のストーリーを補完する意味でも、蒼炎もプレイすることをお勧めします。
Europe: A History
様々な歴史書を読んできましたが、これだけダイナミックな記述に富んだ通史に出会ったことは僥倖だと思っています。手放しで絶賛したいと思う内容でした。
普通、世界史に関する書物と言えば、狭い時代もしくは狭い領域(地域・国家)に関して、治世者の変遷を記した政治史を中心とした記述で、門外漢には取っ付き難く、途中で読むのを止めてしまうものも多々ありました。
本書の著者のノーマン・デイヴィス氏は、1939年生まれのロンドン大学名誉教授で、スラヴ・東欧史が元々の専門領域だとは思いますが、西欧も東欧も目配りの効いた記述で、政治史は当然のこととして、国際関係史、文化史、の領域も見事にカヴァーしており、知的好奇心をくすぐるもので、500頁強のボリュームでしたが、ワクワクしながら読み進めました。
随所に見受けられるコラム欄「カプセル」も面白く、美術史・音楽史の項目まで取り上げられており、博識振りと膨大な知識量にただただ圧倒されるばかりでした。
訳者の別宮貞徳氏は、翻訳家で、元上智大学教授とのこと。この方の訳もこなれていて、翻訳書にありがちなギスギスした文章とは次元が違いました。
高校で習う世界史は、暗記物と認識されています。それが一般的に歴史離れの要因になっているとしたら悲しいことですね。でも大切なことは、世界で今も起こっている争いの元は過去の出来事に由来しているのです。そのダイナミックなうねりをしっかりと捉えることが現代を知ることにつながります。
このような観点から、日本史や東洋史を記述する歴史家がいれば良いのに、と心底思っています。絶賛しておりますが、本当に一度手に取ってください。
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 (任天堂ゲーム攻略本)
俺は蒼炎の攻略本は、ニンドリ読者だけあって、これを先に買い、
その後指南書の方も買ったのですが、
こっちの方がとてもよかったです。
後から公式の攻略本も買いましたが、やはりこちらの方が使いやすいです。
こちらは、敵の初期配置、増援、見方ユニット、中立ユニット、自軍ユニットの増援、それぞれのユニットの持ち物&レベル、などが書いてあり、全てノーマル、ハード、マニアックそれぞれ別々に書いてあります。
しかも、ラインが引いてあるので、とても見やすいです。
キャラは、全キャライラストがあるわけじゃありませんが、
支援会話相手、そしてその相手と支援会話をした時の支援効果、キャラ成長率、
スキルキャパシティー、初期個人スキルなども書いてあり、
オススメ度レビューも書いてあるので、
自分好みのキャラをとてもみつけやすかったです。
さらにトライアルマップの攻略や、
腕輪の効果、固定成長率の時の使用武器や倒した相手などの補正値、
どの難易度の、どの章に、何が売ってるかの表、
トライアングルアタックの発生条件、効果。
計算式、クラス事の成長最大値、
アイテムリスト、レアアイテム入手方法、スキルリスト、
など、とてもこまめにのっており、索引もあります。
攻略も、少ないながら、それぞれの難易度全てにマップの隣に載っており、
少ないですが十分といえるでしょう。
悪かった点は、杖の命中率が存在しないのに書いてあること、(スリープなどの)
杖の命中率の計算方法が書いていないこと、(スリープなどの)
それから増援出現ターンが、1ターンずれているのが多少ですがあったこと、
等です。
あと、やり込み要素レポートなどはないので、そういうのを読みたい人は指南書の方をどうぞ。
俺はこれを使い、ノーマル14周&マニアック1周&ハード1周クリアしました。
(因みにFE初心者です。)