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nanoblock オニヤンマ
完成品は以外と大きく、実物のオニヤンマよりも一回り程度大きい物になります、
その似たような大きさもあってかリアルさがあります。
小さなブロックとなめてかかりましたが、
意外と難しく、またパーツが小さいため指先の繊細さが求められます、
できあがりは、程良く簡素化しているものの、
あからさまなウソのない完成品となっており、
虫好きにとっても満足のいくクオリティになっています。
難点としては、ブロック同士のつながりが甘く、
制作中に先ほど作った部位がボロボロ崩れてイライラします、
接着しようかとも思ったのですが、クリアパーツが多いため見送っています。
特にこのオニヤンマは腹部が一点でしか繋がっていないにもかかわらず、
横に長いので飾っていても勝手に欠落してしまいます、
そして欠落するとバランスが崩れ転倒、
さらにバラバラになってしまうと言う悪循環を繰り返しています。
とは言え繋がりがキツすぎると、間違って組んだ場合は、
リカバリーが難しくなるので、程良い甘さなのかもしれません。
制作中のパーツ紛失を防ぐため、フローリングの床は避け、
毛足の短いカーペットの部屋で組み立てましょう。
とは言え、予備パーツが非常に多く(総数で40個ほど)、
全てのパーツの予備が封入されていますので、
紛失をあまり恐れる必要はなさそうです。
あと、台座を大きくしてもう少し安定感を持たせて欲しかったです。
難点が多くなってしまいましたが、
全体的な満足度は高いです、
それだけに惜しいと思う難点が目立ってしまいました。
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
昔から攻機のファンの私は、このゲームが初め出た時全く買う気はありませんでした。
大抵アニメシリーズからの派生でゲームが出た場合、RPGにしろACにしろ、外れが多かったりする昨今。
自分の中の攻機のイメージを壊したくなかったんです。
けれど、買った友人から「あるステージがクリアできない!」と云われて私が何故かプレイする事になって、厭だなぁと思いながらやってみたんです。
けれど、やってみると不安は的中するどころか、綺麗さっぱり消えてくれました。
すごく面白かったんです。
テロリスト相手に銃撃戦、敵をハッキング、戦車と戦ったり、それでいてACだけに止まらず謎解きの要素もあり…。
とても魅力的なゲームになっていました。
テレビシリーズが好きな方は是非プレイする事をお奨めします。あの世界観を、ゲームでも殺さず、よく生かしていると思います。
個人的に面白いと思ったのは戦車との戦闘と、敵をハッキングするのですかね。
特にハッキングが面白くてずっとやってました(笑)
久しぶりにプレイして良かったと思える作品です。
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オニヤンマ空へ (のびのび・えほん)
生後まもなく死んでしまった主人公の妹。その妹のお墓参りに行った後、少年はヤゴを見つけます。家に帰ってしばらくすると、ヤゴはオニヤンマに変わりました。その姿と死んだ妹がダブった少年は、一人でオニヤンマを逃がしてやろうと、見つけた場所まで行きます。そこはバスにのらなくてはいけない、少年にとっては遠い場所。おまけに外は激しい雷雨です。それでも少年はなんとかオニヤンマを空に返すことに成功するのでした。
少年の顔がまるでおにぎりのようで、とても愛嬌があり、親しみの持てる絵です。遠かった死がオニヤンマの誕生との対比で、少年は妹の死を理解できるようになったのではないでしょうか?
うちの4歳の息子も、この本を通してなんとなく死というものを理解できたのではないか?と思いました。
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