TOMORROW NEVER KNOWS
切なさを感じるピアノから始まり、大サビでは壮大なスケールで圧倒されます。
明日のことは誰も知らない、でも僕らは進んでゆく。切なくもあり、勇気付けられる曲でもあります。
Mr.Children 1992-1995
「アーティスト」と言われる歌い手は山ほどいるが、私に言わせれば、現行の歌い手で「アーティスト」と言えるのは、おそらくMr.Childrenくらいだろう。
表現性と商業性の両方で成功を収めた数少ない、まさしくポップスター。
そんなミスチルの初期のヒット曲がほぼ収録されている本アルバム。
デビュー当初のミスチルの曲は、恋愛的、青春的で、等身大の若者の心情を歌ったものが多い。(最近の曲しか知らない人は、若干違和感を覚えるかもしれない。)
シングルの売り上げで見れば、ミスチルは「CROSS ROAD」でスターへの第1歩を踏み出し、次シングル「innocent world」によってスターの地位を確たるものにした。
「innocent world」の歌詞は、それまでの曲よりも、より自分の内面と向き合い、自分の心情をさらけ出したものになっていて、
この曲から、昨今に至るミスチル特有の詩的世界が始まったとも言う事ができると思う。以後、表現性と商業性を見事に両立させて、ミスチルは立て続けにヒットを飛ばしていく。
本アルバムで特筆すべき曲は、「君がいた夏」と「es - Theme of es」。
「君がいた夏」は、記念すべきデビューシングルで、爽やかでポップな曲。今にして聞くと、その歌詞とメロディのシンプルさが、他の曲と比べてかえって際立っていて、心地よくも感じてくる。
あと、桜井氏の声。当時と今とで声色、声質が全く変わっていない。(少なくともCDの上では)
これは、何気にすごい事だと思う。仮に「しるし」の次にこの曲を流しても違和感なく声に入り込めるだろう。
「es - Theme of es」は、当時桜井氏自身のお気に入りの曲だったようで(今でも?)、より普遍性の高いバラードに仕上がっている。
「innocent world」にあった自己の心情表現から更にもう一歩踏みでて、自己の追求、葛藤が深くにじみ出ている。
(ミスチルの表現の自由性、実験性は、商業性への絶対的な信頼から来ているともとれる。)
そもそもesとは一体何なのか、歌詞にも説明は無い。それでも精神的な深みを醸し出していて、妙に説得させられるから不思議だ。
ありきたりなキャッチだが、ミスチル入門者には最適。勿論「Mr.Children 1996-2000」とセットで。
今に生きる歌い手の中では、Mr.Childrenを超える伝説は他に無い。伝説の目撃者になるのは、今からでも決して遅くはない。
innocent world・旅立ちの唄~Mr.Childrenコレクション
たかがオルゴールと思ってましたが、20曲全部Mr.Childrnという点とアルバム曲も収録されていたので購入してみました。
α派オルゴールとうたっているだけあって、広がりのあるとても癒される音で、これがまたMr.Childrenの楽曲にすごく合います。
改めて、メロディーラインの良さを再認識できて、また違う角度からMr.Childrenの曲を聴いてみたくなりました!
あとMr.Childrenの曲は歌詞の素晴らしさから聴き入ってしまうのですが、歌がないので、適度に聞き流せ、BGMとして最適です。我が家では夕食のBGMになりそうです!
ちょっと迷いましたが、購入して良かったです!
COVER RED 女が男を歌うとき
最近カバーものにはまっていたのでレンタルで借りてきました。オムニバスの宿命かもしれませんが、あたりもあればちょっとハズレもあるかな。。
個人的な一押しは、広瀬香美さんのラブ・ストーリーは突然に。伸びやかな高音が気持ちいい!!