どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
このような小曲や曲の一部が入ったCDが好きで「音のカタログ」などとしてLPで出ていたころから買い集めている。最近出始めた100曲のアルバムもついつい集めてしまっている。
それらの一般的なCDのまとめ方は、静かな、劇的な、精神的な、癒しの、楽しいと言った様な曲のイメージの分類をしている。そのために単体なら買わないようなCDも含まれてくる。
このアルバムは、分類方法はありきたりだが曲のイメージによる分類をしていないので1枚のCDの中からも賑やかな曲、静かな曲、その他のいろいろな傾向の音楽が飛び出してくるのが楽しい。それがこのアルバムの特徴ではないかと思う。
私とって、このようなアルバムに期待する第一の点は、高い水準の演奏をBGMとして聴ける事なのでその点で合格点をつけたい。BGMとして聞くにしても演奏の水準の低い物では1枚のCDを聞き通すのはつらいものがある。
6枚のCDはプラスチックケースに入っているがこれは上手く工夫しているのでCDの保管方法として参考になった(それを見るためだけに3千円を払うのはあまりお勧めではないが)。
ハリウッド女優になったOL奮闘記 (文春文庫PLUS)
ハリウッドでこんなふうに活躍していらっしゃる 日本人の女優さんがいるなんて、この本を読むまで知り ませんでした。
「女性は結婚することが唯一幸せへの道!」とゆう ような保守的思想が色濃く残っていた90年代前半に、 ここまですることができた著者、中村佐恵美さん の決断力、行動力は女性ばかりでなく、年功序列社会 の呪縛から精神的に逃れることのできない多くの 日本人男性も見習うところが多いと思います。
ただ大した目的も、信念もなく外国に行き、 そこでだらだらと不法滞在者になってしまう 日本人女性も少なくないと聞きます。
勇気を持ってアメリカに行ったことが 重要なのではなく、自分にとっての本当の 幸せが何なのか考え、行動することの大切さ を本書は教えてくれているような気がします。