MODERN TIMES ROCK’N’ROLL 【CD】
いやー、このアルバムは素晴らしく格好いいROCK'NROLL作品だ。往年のロックファンであれば誰もが知っているナンバーが次から次へと溢れ出す、まさにROCK'N'ROLLおもちゃ箱とでもいう感じだ。OLDIESがHOTEIのギターでMODERNTIMEに蘇るここ最近では出色の作品で、何よりも布袋自身が語っていたように「ROCK=ギター」というコンセプトが見事に表現されている点が素晴らしい。とかくカバー作品というと、とにかく原曲に忠実な「完コピ」か、やたらスローテンポでメロウな感じで「アーティスティック」にしてみました的なものが多くみられるが、このアルバムは「ロックはギターとビートだ」とでも言いたげな、兎に角「痛快」で「爽快」で大変「愉快」な作品だ。よくよく考えればこういうカバー作品が作れるのは布袋をおいて他には見当たらないという程、まさに「HOTEIROCK」だ。出来れば、この中には登場していない「ZEP」や「WHO」や今回取り上げたアーチストの他の作品でのPART2なんかも是非聞いてみたいものだ。と思っているファンも少なくなかろう・・・
モダン・タイムス / Modern Times クライテリオン版 サイレント映画 / チャーリー・チャップリン[Blu-ray] [Import]
チャップリンが長年演じ続けてきた「放浪者」の最後の作品だそうで、ラストシーンに感慨深いものを感じました。
それにしても、この映画は実に面白いです。
「笑い」って時代と共に少しずつ変化していくものだと思うんです。
ドリフ、コント55号、ひょうきん族などの「笑い」が現在の経験の目から見てそれほど面白くないのはそういう事だと納得していました。
同じチャップリン作品で考えれば、「黄金狂時代」は今ある笑いのパターンの一つを作り上げたという点では優秀ですが
それは「過去の優秀な作品」という印象が拭い去れませんし、
「独裁者」は当時の社会状況に果敢に挑戦した素晴らしい作品ですが、やはり今の目から見ると物足りないものがあります。
しかし、「モダンタイムス」は掛け値なしに面白いのです。
放浪者チャーリーの独特の存在感、現代に通じる社会風刺、観客を英語圏に限定しないためにこだわったサイレント、
その中で最大限の魅力を伝えるために磨き抜いた極上のパントマイム(前半の工場シーンは特に笑えます)、
時より入る切ないシーンと効果的すぎるほどの音楽。
どれをとっても「これが戦前の作品か」と思うほど素晴らしいです。
あの時代のコマのスピードがチャーリーをよりコミカルに見せていて作品を面白くしている要因だと思います。
それにしても本当によく出来た作品です。
喜劇映画でここまで普遍性を獲得できるチャップリンの才能にただただ感服するのみです。
モダンタイムス(上) (講談社文庫)
資本主義社会は、それが真実かどうかを求めていない。
面白いかどうか、儲かるかどうか、速くて便利かどうか。
作業は分業化され、それそのものの大義や理由は見えなくなり
人は目の前の作業だけに専念し、その達成だけに満足を覚えるようになる。
いつしか世の中は自分が動かしていると錯覚するが、外から見ればただの操り人形である。
ネットはその資本主義の究極の申し子だと言える。
人はまず「検索」し、分かったような気になり、溢れる情報に埋もれ、レッテルを張り、疑心暗鬼になってゆく。
社会を動かすのは真実ではなく、面白さを演出したファシズムであると。
伊坂氏のシュールな演出で、未来社会に名を借りて現代のネット社会と壊れていく人間の怖さをあぶり出していくエンターテイメント。
モダンタイムス (Morning NOVELS)
星一つ足りないのは、
・魔王から時間が経ちすぎた
・魔王から読まないと面白さが分らないかも
・少しIT関係に詳しくないと判らない部分があるかも
それ以外は面白いです。とにかく伊坂幸太郎らしい変化球だらけ
「超能力とかネーだろ」っと思うんだけど「いや在りかも」と
思わせる。
悪党、善人、苦悩する人、哲学内容も盛り沢山
考えさせられる作品です。
考えるのが苦手と言う方にはお奨め出来ないけど
白山陶器 TIMES プレート(M) 白磁(11.2×22.5cm皿)
上質な白磁の長皿です。
森正洋デザインではありませんが、
白山陶器の30%offは見たことないので購入しました。
真ん中が少し深いので、汁気があるものでもOKかと思います。
スタッキングもきれいにできます。