高橋名人の冒険島 ハドソン・ザ・ベスト
最近は1、2年前に出たゲームの低価格best版ではなく、懐かしいゲームがbest版になる時代です。
シューティング16連射の神業をもつ「高橋名人」、当時はマンガにもなりました。そしてついにはこのゲーム化です。オーソドックスな横スクロールアクションなのですが、登場キャラクターのかわいさにも★をあげたいです。(しまいにはアニメ化もされました)
今スターソルジャーをやると、16連射とはいかなくとも意外とあっさりクリアできたりするのですが(笑)
高橋名人の冒険島
僕が中学2年の時に友達と4人で熱中していたゲームです。
アーケードゲームのワンダーボーイが基で、主人公が当時のファミコン界の人気者だった高橋名人になっています!
横スクロールの昔ながらの2Dアクションゲームです。
ちなみにライフ制です。
難しいですが、アクションゲーム好きならやってみてほしいですね。
反射神経ない人にはオススメできません。
しかし、やればやるほどハマってやめられなくなります。
公式16連射ブック 高橋名人のゲームは1日1時間 (ファミ通ブックス)
ハドソン入社時のエピソードから東京支社での営業時代の裏話、そして伝説のキャラバンなど盛りだくさん。なかなか面白く読ませていただきました。ただし「高橋名人逮捕!(コントローラーのボタンにバネをしこんで詐欺罪で捕まった)」の真実は子どもの頃から知りたかったので、その部分にもページを少し多めに割いて欲しかったです。
ハドソンセレクション 高橋名人の冒険島 (Playstation2)
ご存知のとおり伝説の激ムズゲーの高橋名人の冒険島のリメイク版ですがオリジナルとはかなり異なります。
頭だけ変更してパターンが同じだったボスキャラがリメイク版では各ステージごとに違うボスに変化されました。
ステージそのものかなり変更され、敵キャラ、武器、アイテムも変更・追加されています。どちらかというとPCエンジンの新冒険島に近い感じですね。
特筆するべきは高橋名人・ハニーちゃん、キュラ大王のイメージがファミコン版やTVアニメとはまったく別となっています。それに関して気になったんですが、名人やハニーちゃんのイメージとキュラ大王や他のボスのイメージが同じゲームとは思えないくらい差があります。キュラ大王はまだマシとしても各ボスキャラはもう愛嬌のかけらもありません。
オリジナル版はマリオシリーズのクッパのように怖いながらも愛嬌があるのに何故そうしてしまったんでしょうか?少し残念でした。
で、一番悪かった点ですが、背景のCGが細かすぎて背景なのか敵なのかが解り難い点です。特に洞窟の背景で松明があるのにその近くにあのオリジナル版でもいやらしい場所においてあった焚き火の障害物があるとかなり分りにくくなっていますし、CGだからどこまでがあたり判定があるのか理解しにくい点です。ジャンプ台の前でどれだけ飛び乗るのに失敗したか…。
とはいえ操作性そのものはよくなったしセーブができるのはありがたいです。コンテニューも無制限で(ハチスケも必要ナシ)そのせいか若干簡単になったっていたのでオリジナル版は結局クリアでなかった僕もなんとかクリアできました。さらに初心者用に難易度も変更できるので、当時クリアできなかった人はこのゲームでリベンジしてみてはどうですか?
ただ、やっぱり細かいCGは最大の失敗した点だよな…。
ファミコンミニ 高橋名人の冒険島
もともとは、ウエストン開発、セガ販売のアーケード作品『ワンダーボーイ』という作品のファミコン移植作品。
『ワンダーボーイ』が「セガのゲーム」という印象が強かったためか、ファミコン移植の際にキャラクターが「高橋名人」に書き換えられている。
元キャラが野性味溢れる少年だったものなので、高橋名人も中途半端に「野生キャラ」になってされてしまっている。実在の人物を野生少年に「捏造」した生い立ち漫画などのメディアミックスをし、名人ブームと相乗効果をなし、ヒット作となった。
もともとの『ワンダーボーイ』自体も後に何作品も続編が作られる名作であり、キャラクター以外に「下手なアレンジ」がされていないためゲームとしても破綻をきたしていない。
むしろ、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった名人を乗せたことにより、より知名度が増し、こうしてファミコンミニのラインナップに挙がるようなタイトルとなったかもしれない。
『ワンダーボーイ』シリーズとは別に『高橋名人の冒険島』も独自のシリーズを展開し、第4作はファミコン最後のカセットとなった作品でもある。
単純なルールでストレスなく遊べるアクションゲームとして、気軽に楽しめるのが良いところだろう。