ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター(初回生産版)
サブタイトルのDetonatorとは起爆という意味で、従来のワイルドアームズ(以下WA)を壊し、新しいWAを作り出そうという意味がこめらているそうです。
そのため今回はほとんどのシステムが新規のシステムになっています
主な変更点を挙げると
★アウトフィールドの廃止
★武器防具の復活、合成システムの導入
★成長システムの変更
★ターン制の戦闘からSLG似のHEXバトルシステムへ変更
★会話シーンはADV似のマンガ風イラストカットへ変更
★イベントシーンにフェイシャルモーション、パートボイス導入
★フィールドはジャンプやよじ登りなどのアクションを導入
★固定グッズから現地調達グッズへ変更
★360度回転できる視点から主人公自動追尾視点へカメラワーク変更
などです。
キーワードはテンポらしく、快適に進めるための親切なシステムがたくさん導入されています。
物語のテーマは今回あえて明言しないそうですが、主人公たちは子供という位置づけに対して敵は大人という形に物語が描かれているそうです。
システムはいままでのWAとはほとんど異なりますが、定評のあるメッセージ性の高いシナリオ、荒野と口笛をテーマにした音楽の担当の方は同じなので期待できるのではないかと思います。
ワイルドアームズ ザ・フィフスヴァンガード オリジナルスコア Vol.2
バトル・ナイトブレイザーはシークレットで入っています。
ゲームエンディングでその存在は明らかになっているので
隠す意味ないですよね。ナインライヴス入手が面倒な人に
お勧め。ライナーノーツにも載っていないため、甲田氏と
上松氏のどちらがアレンジを担当したかすら不明・・・。
あのノリはなるけさん本人じゃないよね。多分。先に発売
されたアレンジCDでも思ったんだけど元が良すぎてアレ
ンジバージョンはどれも原曲超えならず。いろんな人たち
がチャレンジしてるんだけどなるけさんには敵わないなあ。
まあそれはさておき、人気曲間違いなしのフォーカードの
テーマはVOL.1のエルヴィスのテーマ同様、会話シーンか
らバトルへメドレーするように構成されていて2個1で聞く
と最強にカッコいいですね。その分単体で聞くと会話シーン
の方はブツ切りな終わり方をするし何より収録時間が短い!
他のバトル曲は大体2ループしますけどファリドゥーンバトル
で1.2ループくらいかな。ペルセフォネのテーマも大好きなん
だけど前後合わせて3分ないからね。
ワイルドアームズ ザ・フィフスヴァンガード オリジナルスコア Vol.1
ワイルドアームズ5の前半曲半分が収録されたVol.1。今回はワイルドアームズ名物(?)であるなるけさんの曲・・・ではないみたいだけど限り無く近い、というかこれはこれで格好良いです。ただ曲数が半端じゃありません(BGMでCDが全部で6枚って・・・)、本編で1回しか使われていない曲とかゆっくり聴けるのは有難いがファンにとって財布に多大な痛手となるかも・・・まあ、ファンにとったら1のように未完全版が発売されるより遥かに良いし曲自体はとても良いので多少の痛手はへいきへっちゃらです。だが気になるのはボーカル曲、OPはシングルで発売しているので収録されるのはおそらくゲームサイズになると思われるがEDは・・・フルコーラスで収録される事を望みます。
ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター 公式設定資料集
ついに発売されたデトネイターの公式設定集!内容、オマケ共に最高の出来でした。
キャラ設定の所では、全身イラストや表情集、ゲーム内で使用されていたアニメ風のイラストも全掲載で、ゲーム内では語られなかった裏設定や秘話なども盛り沢山です。
勿論、お馴染みバトルボイス全掲載や背景イラスト、雑誌の表紙だったイラスト等も収録されてます。
そしてなによりエンディング後の主人公達(一部除きますが)の設定イラストが掲載されていたことに感動しました。
また、オマケのドラマCD+オマケボイス(PC起動時ボイスなど)がついてくるのも魅力的です。ドラマCDには主人公4人しか出演していないのですが、旅の合間の出来事でとても面白い内容なので所詮オマケとは言えません。
ボイスは使える気のものと使えなさ気のものと大体半々ぐらいですが、聞いているだけでもかなり良いので満足できます。
ただひとつ残念といえば、表紙が描き下ろしではないこと。
アルターコードFの時は描き下ろしだったので、期待していた分残念が倍になりましたが、全体的によかったのでファンならずとも一度は見て欲しい一冊です。
ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター 下 (ファミ通文庫)
上巻には皆さんおっしゃるほど悪い印象は受けませんでした。
下巻も悪い印象はないのですが、最後…
小説だからこそゲームで意味深且つあっけなく終わってしまったエンディングをもう少し綿密に書いて欲しかったです。
原作ゲームでは、主人公は身勝手で人の(主に敵)気持ちの分からない子供、と散々言われてますが、この小説では主人公や仲間達が倒した敵に思いを馳せる場面もあり、原作ゲームでの駄点を補足してくれている感がありました。
だから、後半からダダダーッとなだれ込むような展開が少し残念でした。
一番肝心なところが薄く感じました。
なので、今回は星をひとつ減らした評価です。