Instant Word Power (Signet)
Ward Power Made Easyとどちらを買うか迷いましたが、こちらにして正解だったと思っています。ラテン語の接頭語や接尾語がとても分かりやすく説明されています。
今まで英文を読んでいてやたら長い単語が出てくるとぎょっとして逃げ腰になってしまいがちでしたが、ちょっとした接頭語や接尾語を覚えるだけでその単語の意味を推測できるようになりました。印刷がちょっと荒いですがこの値段でこの内容はお得だと思いました。
ラスト・マン・スタンディング
まさか“ミリオンダラー・カルテット”唯一の生き残り、ジェリー・リーが齢71にして新作をリリースするなんて!
しかもデュエットアルバムでそのゲストも超一流!
ジミー・ペイジが参加の“ロックン・ロール”だけでも驚きなのに(あまりのロカビリー色濃いアレンジにツェッペリンとは同名異曲と思ってしまった)、B.B.キングやブルース・スプリングスティーン(オリジナル曲提供!)、ミック・ジャガーやキース・リチャーズの参加、リンゴ・スターとの“スウィート・リトル・シクスティーン”もムードいいデュエットだし、ウィリー・ネルソンとの“カップル・モア・イヤーズ”は恐ろしく渋い出来に鳥肌モノ。それにロック創世期の戦友リトル・リチャードとの“アイ・ソウ・ハー・スタンディング・ゼア”も必聴!
全体を通してピアノの音が大きめにされているからか、アップテンポの曲もバラード曲もアレンジが聴いてて飽きないし、何よりも驚くべきはジェリー・リーの歌声。50年前とちっとも変わってない!齢71にしてここまで歌えるし弾けるなんて本当驚き。
良識あるレコード会社等の関係者はすぐさまジェリー・リーの初来日公演実現に向けて動くべし!そんな事を思わずにいられないアルバム。またなぜか輸入盤も大して値段が変わらない(むしろ国内盤より高いことも)ので、国内盤を発売してくれた英断に対して敬意を評し国内盤を購入してもいいかもしれません。
アン・ルイス DVDベスト DVD WOMANISM ZENBU・MIRU・TAME・YOO
WOMANISM2篇は洗練した一方パワーは落ち、アンは高音が荒れていて一度聴けば十分でしょう。人はだれでも歳をとります。全体アンの高貴なような下卑たような、無邪気なようなアバズレのようなコスプレを様々にみせて、まるで万華鏡です。LADY GAGAなんかめじゃないと評した方もいます。それはそれでまあ楽しいですが、1回のコンサートを単純にまるごとみせてくれたほうがよかったと思います。六本木心中はなんとかライヴ映像でしたので安堵しました。バックミュージシャン、ほんとうに楽しそうにロックやっててこれがほんものやです。この声の伸び、このノリの良さ、アン・ルイスを超えるJ-ロック女性歌手は残念ながらいまだ出ていないと思います。
ビートルズ・ビギニングス:クォーリーメン2-ロックンロール
このアルバムはビートルズが初期にクオーリーメン、またはクオリーメンと名乗っていた頃にカヴァーしたオリジナルのロックンロールの曲を集めたオムニバス盤です。曲目はEMIからデビュー後に歌われた有名なロッカーのオリジナル曲は現在でも入手できますが、国内で入手が困難な曲も含まれている貴重な一枚と想います。僕は初期から解散するまで、ビートルズがカヴァーしたオリジナル音源を可能な限り集めてきましたが、選曲も素晴らしく、こんなアルバムが欲しかったと!お薦めのアルバムです。ロッカーはE・プレスリーやF・ドミノなど多彩な顔ぶれになっています。当然、1957年に最初にビートルズがステージ立って歌った曲も入っています。また、解説書はビートルズの活動の軌跡や主なロッカーの経歴も記載されているのも魅力です。
もし、このアルバムを購入するのでしたら、同じシリーズのBeatles Beginnings‐Quarrymen One:Skiffle-Country-Westernも同時購入をお薦めです。こちらは本当に初期のビートルズ、スキッフル・バンド時代のレアなオリジナル音源満載です。
アリス・イン・ナイトメア
宣伝を見たときからワクワクしていました。初めてプレーしたときの感動と言ったら・・・3Dのゲームは難しくてちょっと・・・という人でもかなり楽にゲームに入り込めると思います。完全日本語モードでゲームをすると、ゲームの背景(?)の絵の中の、例えば看板や立て札の文字も日本語になります。これは驚きです。グラフィックも綺麗だし、自分がどこに立っているのかも分かりやすく出来ています。そもそも、有名な不思議の国のアリスを元ネタにして、その世界を悪夢にねじ曲げるという発想がステキだと思いませんか?まだまだ3Dゲーム歴の浅い私には評価不能です!