きらきら研修医リターンズ―あやしい患者さん来襲!
お医者さんは時には生死に関わる診断をし処置するという責任ある職業柄、すごくプライドが高くて自信過剰気味になってらっしゃる方が多いですね。
うさこ先生は、そういったお医者さんのイメージを払拭し、一般庶民の目線でお話をされており、そこのところがフレンドリーな好感を与えています。
前作2巻を読んでから、うさこ先生の人柄にハマッテしまい、その後、日々ブログを拝見しているので、本書の内容は知っていました。
でも、ブログを書籍化することで、患者さん、女医の先輩、研修医さん、上司さんとカテゴリー別に分類されており、まとまった形で読めたのはよかったと思います。
本書は面白おかしく笑いを誘うネタが豊富で、ドンくさくてドジばっかりしているお医者さんですが、するどい洞察で周囲の人たちをみて、ボキャブラリー豊かに表現しています。
実際のお仕事では、患者さんのきもちを真っ先に考え、いたわると共に不安を取り除き、素朴に誠心誠意で接しておられる姿が伺われます。
笑える本ですが、読後にほのぼのとしたあたたかさを感じるところがとても印象的です。
LOVE PiECE
「ユメクイ」が入らなかったという、いわば私怨(笑)で、ベストをパスして待った今作。
ノリノリのアップテンポ、ちょっと聴かせるミディアムテンポ、ついていけないかもしれないパンク(??)、そしてとことん聴かせるバラードと、毎度おなじみのバラエティーに富んだ曲たちが見事にパズルを完成させています。
私の「大塚愛ワールド」の楽しみ方は、歌詞カードを見ながら聴くこと。彼女の詞は、言葉そのものはとても素直、「会いたいから会いに行く」という単純な理由が歌になり、さらにその情景が頭の中のスクリーンに映し出されるのが魅力。
蚊が耳元で飛んでいるあの音と蚊の姿を思い浮かべつつ、歌詞を見ながら、「それより殺虫剤だろう」と一人突っ込んでみるのも一興です。
また「星のタンゴ」冒頭の「あっ痛い」のような「掛け言葉」的な言葉の使い方や、「CHU-LIP」などのある意味「造語」は、字面を読んでも楽しめます。
これからも「大塚愛ワールド」に浸っていきたいものです。
きらきら研修医DVD BOX
第一話を見終わったときはイマイチかなと思っていましたが、回を重ねるごとに面白くなっていた感じです。最近の医療ドラマは暗い感じのものが多かったのですが、このドラマはどちらかというと明るい感じでよかったと思います。今まで見た医療ドラマの中でも上位に入るドラマだと思います。
主演の小西真奈美は、最初はショートカットが見慣れない感じでしたが、回を重ねるごとになれていって「こっちもいいな」という感じでした。ドラマ初出演は充分合格点のないようだったと思います。ウエンツや加藤雅也もとても良かったです。数回ごとに変わる担当医役の人たちもとても良かったと思います。中でも、産婦人科の生瀬勝久、皮膚科のパパイヤ鈴木、内科のりょうが良かったです。
今クールの中でも面白いドラマだったと思います。見ていない人はドラマが発売したら購入するか、レンタルするかするのをお勧めします。
LOVE PiECE(DVD付)
元々人により相当評価の割れるアーティストだと思うし、今回のアルバムも恐らく例外ではないだろう。
だが、「恋愛写真」のようなしっとりとしたバラード、「フレンジャー」のように勢い(元気?)づけられる曲と、全く異なる質の曲を作れるのが大塚愛の魅力ではないかと思う。
そして、シングル曲以外にも、「クムリウタ」から「香取線香」など、枠にとらわれていない曲が5曲入っている。
シングル聞き飽きた人には新しいものがやや少なくて物足りなく感じるかもしれないが、そうでもない人にはオススメのアルバムだと思います。大塚愛ワールドが存分に楽しめますよ!
あと、買うときに色選ぶのも楽しかったです。