デスレス 4 (ヤングキングコミックス)
新しい居候の秋葉も加わり、一段と賑やかになった宮森家
しかし、謎の敵は相変わらず宮森の館を狙って動いている。
秋葉の祖母・ミサカは、ムサシと共に敵の正体を調べるべく以前から宮森の土地を狙う男と接触を試みる。
こんな展開で物語は進んでいきますが。
ただの人と思われた人物が、実はわけアリだったり。
ちょっとだけ意外な展開もありましたが、新展開があるわけではなく、話の主旨は、三巻と同じで謎の敵との戦いと言ったところでしょう。
新キャラの「乙金まどか」などは、これまでで一番に六道氏らしいキャラクターですが。
個人的にはちょっと魅力を感じないな。
この四巻では三巻と違い、少々、物語の停滞感を感じてしまう内容でした。
エコー/ゼオン (1) (角川コミックス・エース 321-1)
言わずと知れた人気漫画家、六道神士先生の連載作品(ちなみに公式サイト 六道館 URL// http://www.rikudoukan.com/)
まだまだ謎がいっぱい、今後の展開に期待大!でも、六道先生の安定した図柄に裏打ちされた確かな作画・・・緻密なコマ割安心して作品の世界観に浸ることができる素晴らしい作品だと思います。
デスレス 5 (ヤングキングコミックス)
六道神士さん得意のボケ・突っ込みでずいぶん薄められていますが、この作品のテーマが現れて来た巻であったと思います。
「そばにいりゃ 実質的に命の危険は 無いっていう・・・」小鳥
「あたし・・・消えれるのかな」水城
生命の持つ宿命、老いと死を乗り越えてしまったときに人はどうなるのか?
難しいテーマに挑む六道さんに一票!
エクセル・サーガ 26 (ヤングキングコミックス)
私は、筆者の『Holy Brownie』(ホーリーブラウニー)の愛読者でありますが、
あれ??と思ってた事が、なんだか符合してきてしまったので、この決着をどうつけるのか
ワクワクしながら読みました。
これまで、二人称や、一人称が、それぞれの都合で、色々使い分けられていたので、
どれが誰なのか?というのがあったのですが、だんだん分かってきたというか…
昔、ある目的に使用する2製品を「あれ」と「これ」。「そっち」と「こっち」とお互いに言い換えて、
使い方について友人と通学時に激論した事を思い出しました。
日本語って楽しい。
ところで、アマゾンの画面で気が付いたのですが、8巻の表紙と、今回(26巻)の表紙のハイアットとエルガーラが
ポーズまで同じなのには、何か意味があるのでしょうか?
ちょっと気になったので。
エコー/ゼオン (2) (角川コミックス・エース 321-2)
今巻はほぼ過去話、1巻での3人の関係がいかに築かれていったかが全編通して語られています。これは観世の境遇についての話でもあり、同時にどうして紫と高雄が彼女にかくも"深く"関わるのか、その理由を語る話でもあり――。まあ読んだ感想としては、「人間自分と似た者にはイラつき放っておけない」ということですかね。
新キャラの星丘家の面々がみんなして面白過ぎ、同時に強過ぎで、またあまりにも高雄に嫁を望み過ぎです。でもそれがまったくウザイとか感じないのは、3人ともが根っこの部分でみな善人だからと読んでいて分かるからでしょうか。口は悪くても何考えてるかすぐ分かる人達って、なんかいいですよね。
お互いの呼称も距離感も何かおっかなびっくりの紫、観世、高雄の様子が、初々しくて良かったです。ならド外道分少なめなのかと思いきや通古賀関係の奴等がその辺を補完したりしていて、この作品の基本テイストをそこで示す構成にとなっています。段々と1巻の状態にと近付いている2巻、3巻の展開も気になります。