NO.6 VOL.6 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
物語の要となる存在が、とても美しかった。
小説を読み、文字だけでははっきりと思い浮かばなかったその姿が、予想以上に美しく描写されていて感動しました。
ストーリーに関しては、仕方がない部分もあるでしょう。
このアニメの話が出た時、あさのあつこ先生はまだ最終話を書き上げていなかったのですから。
「大体こういう風に終わります」という概要しか知らされていなかったと、何かの出版物の記事に書かれていました。
アニメが放送されたのは最終巻が出た後ですから、違和感というか、改悪だと思ってしまうのも仕方がないとは思います。
しかし私は、小説では語られなかった「もう一つのエンディング」として見てもいいのではないかと思っています。
「まさかあそこで紫苑が」「まさかその後にネズミが」と、驚かされましたが、二人の絆の強さが描かれているように感じられました。
そして何より、アニメの最終話の方が、沙布に対するフォローが強かったと思います。
私は紫苑とネズミもですが、沙布がとても好きなので、あの展開にはつい泣いてしまいました。
The MANZAI
あさのさんの作品はバッテリーから知りましたが、この「The MANZAI」もまた違った感じでよいです。
2巻の帯でCDが出ると見て即購入決定です。
この物語はテンポがいいので、実際に音になって聞いても充分楽しめると思います。
個人的に石田彰さんの声が好きなので歩の繊細な感じがでると期待しています。
出来たらジャケットはピュアフル文庫の表紙の宮尾和孝さんだと良いです。
NO.6〔ナンバーシックス〕#5 (講談社文庫)
紫苑とネズミが遂に強制施設へと潜入します。
強制施設の内部の状況に自分を見失いそうになる紫苑。
そして徐々に明らかになるネズミの過去…。
強制施設前と後でのイヌカシや大河達の心情が変化していく。
はらはらドキドキで紫苑達を描く#5は必見です!
なかなか話が進まないのは本が薄いからかもしれませんが、次巻が早く出ることを祈りましょう。
あした吹く風 (文春文庫)
17 才といえば,男が最も美しくなる旬の時期である.その旬の男の子レイくんを釣り上げた 34 才のミナコさんは,しかしレイくんをなんとかかんとか言って下に見ようとする.仮にも恋人なら,上も下もないでしょうに.レイくんにもミナコさんにも複雑なワケがあって,いつでも会える状態にはないのだけれど,明らかにミナコさんの気ままが優先して,レイくんに我慢を強いる傾向が強い.最後のあたりでは何と二ヶ月も放って置かれる.これではこの恋が永続きするわけないよな,という気分になる.もう少し男の子を大事にして下さい.これではレイくんがかわいそうです.
The MANZAI 3
闘病中なので、1〜3まで、毎日のように聞いています。何度聴いても飽きません。石田さんと中井さんのコンビネーションがとてもいいです。
中学生の思いが伝わってきて、笑えて、でも、ときどき切なくて、あさのさんはいいですね。
原作も文庫本で読みました。
3のキャストトークも楽しさ満載です。
中古で定価より高く買ったけど、満足です!!