船に乗れ! Ⅲ (ポプラ文庫ピュアフル)
読み始めて、最初は、なんだか観念的な主人公に入り込みにくい感じがするかもしれない。
でも、読み進めるうち、主人公の音楽への思いが熱くなるにしたがって、いつの間にか
物語にずっぽりと浸かってしまう。3冊は、あっという間。
甘くて苦い青春の読後感がここちよいお勧めの一冊。
J.S. バッハ & レーガー: 無伴奏ヴァイオリン作品集 (Bach & Reger : Works for violin solo / Sayaka Shoji violin) (2CD) [日本語解説付輸入盤] [Import CD from France]
「人は愚かで人生はあまりにもはかない。ならば、私は私を精いっぱい表現しながら生きていくしかない、と吹っ切れた。」
庄司紗矢香さんを紹介していたasahi.comの記事の中で、この一文がとても印象に残っていました。
「私を精いっぱい表現しながら生きていく」という、一人のヴァイオリニストの心のメッセージが、バッハとレーガーの無伴奏作品を収めた、この2枚のCDに込められているようなイメージがしました。
この演奏は、パリのランファン・ジェジュ教会で録音されたそうで、教会独特の荘厳で、そして清らかな気高い響きが、聴く人の心の中に広がっていくかのようです。
この世に無伴奏ヴァイオリン作品を収めたCDは数有れど、これほどまでに録音が優秀なものは、珍しいのではないかと思います。
ジャケットは厚紙で、フランス語、英語、そして日本語の解説書が付いており、2枚のCD、ジャケットともカラーは「ホワイト」を基調とし、装飾的なデザインが全く無いような素朴なものですが、「吹っ切れた」すがすがしい姿の庄司紗矢香さんに巡り会えたような、そんな印象を受けました。
おそらく、今年の最優秀録音の一つに数えられるであろう、傑作の作品だと思いました。
まずはアパート一棟、買いなさい! 資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意
私は、4年前からフルローンで、RC1棟物を購入してきた。
でも、今は銀行が融資してくれないのでこの投資法は使えない。
「今から」不動産投資を始めるなら、どんな方法がよいですか?
資産家でない人に質問されたら、この本を読みなさいと教えたい。
300万円という最低限の自己資金で、リスクをできるだけ抱えず、
今の金融事情を考慮した融資戦略で、キャッシュフローを着実に増やしていく方法
が解説してある。
投資判断も、難しい計算や指標を使わず、
利回りにだけ着目して、キャッシュフローを追及していく
というのが直感的でわかりやすい。
投資判断、融資の引き方、価格交渉、管理会社の選び方、リフォームのアイデア、空室対策 等々・・・
非常にやさしい言葉で解説してあり、
あたかも、石原さんが初心者に教えている。
そんな状況が思い浮かんだ。
物件を買って、軌道に乗せるまでのノウハウがひと通り網羅してあるので、
不動産投資の全体像がつかみやすい。
えっ、不動産投資って、そんなことまで しなきゃいけないの?!
そう感じた人は、不動産投資を始めなきゃいい。
えっ、不動産投資って、いろいろ自分でコントロールできて、おもしろそう!
そう感じたなら、この本を読んだイメージ通りにやっていけるはず。
最近読んだ中で、久々の良書。