Win32マルチスレッドプログラミング (Ascii Addison Wesley programming series)
バグが出やすい箇所などサンプルを例にとても詳しく解説されており、
同期メカニズムに関しても、
それぞれの長所、短所を比較しながら書かれているため、
どのような場面でどの同期メカニズムを使用するかなど、
読みやすくわかりやすい。
日本語訳も適切であり、読み物としてもおもしろい。
ただ、話がSDK、MFC、DLLと多岐に渡っているため、
若干内容が薄く感じられるところもあるのが☆4つ
いたずらロバート (The excellent series of foreign literature books)
長く、入手困難で、著作リストの中での気になる作品でした.著者の長編に慣れた人には、あっさりとした中篇というところです、短いながらもこの作品にちりばめられたエピソードには、ジョーンズらしさがあふれていて、他の作品と同じような出来事が起こったり...読みやすいので、入門篇としてもいいかも。
ロバート・クラフト・コレクション シェーンベルク:作品集 第6集
このロバート・クラフトのシェーンベルクシリーズはkoch社時代からの私の愛聴盤でした。皆に知ってもらいたいと思いつつもマニアックなレーベルなので知られずに歯ぎしりしてたところ・・・。指揮者のクラフトはストラヴィンスキーとの交友が有名ですが、私の知る限り、シェーンベルクの方に名演がはるかに多い。この人の演奏はブーレーズやシェーンベルクらにも認められていたお墨付き。とにかく音のとり方がきれい!楽式の把握も完璧で、とにかく僕の知る最高のシェーンベルクの名演です。ぜひどうぞ^^
シックス・デイ デラックス版 [DVD]
近未来にクローン技術が完成されたという仮定の基で展開していく映画。近年話題となっているクローン人間の問題を取り上げている。
クローンの(主にクローン人間)技術は医療の発展に役立つなどという言い訳をする科学者もいるが、クローンされて創られたクローン人間も一人の人間であることを認識しなくてはならない。生み出され生きている以上、意志もあるし生きたいとも思うだろう。そんなことも考えられない科学者達に怒りを感じる。
現在のクローン技術では完全なクローン人間を創り出すことは不可能である。クローンで生まれた個体はオリジナルの個体の年齢を超えることは出来無いし、更にクローンの個体は必ず先天性の欠陥があるという。クローンとは技術競争だけに囚われた科学者達の狂気!!の技術なのである。一人の意志ある人間をモルモット(オリジナルの個体の予備という考え方等)として、又は近いうちに死ぬことが分かっていながら(欠陥等)生み出そうという考え方に対して他の人はどう思うだろう、とそんなことを感じる。
いろいろとクローン人間について再認識させられる作品だった。
警察署長ジェッシイ・ストーン 暗夜を渉る [DVD]
30年程前にこのDVDの原作者ロバ−ト・B・パ−カ−のスペンサ−シリ−ズ、「約束の地」に出逢って以来、スペンサ−シリ−ズ全巻、ジェッシ−・スト−ンシリ−ズ、サニ−・ランドル、コ−ル&ヒッチシリ−ズ全てを読み漁りとうとうアマゾンの余計な情報で出ているDVDまで集め始めてしまった。当作品の映像は主役の警察署長が原作のイメ−ジに比し些か歳を喰っている感があるが、やはり主役のトム・セレックが原作に惚れ込んで映像にしたと言うのも頷けるように原作に忠実なので、これは大変嬉しい。元アル中という主人公に倣ってやはり深夜独りでウイスキ−を呷りながら鑑賞することが大切である・・・?
不謹慎だが書棚一本を占領したこの作家R・B・パ−カ−がそろそろ筆を折るなりしてくれないと年金暮らしには経済的に堪えるのだが・・・。