愛されすぎた女【徳間文庫】
大石さんの作品に出てくる女性は描写がいつもそっくりですね。
ほっそりとしたモデル体型な美人、ミニスカート&ヒールが似合う、化粧が濃い、
中身は浅はかで稚拙な女性ですね。
それはともかくとして、いい年して借金まみれで相手に依存する女が、
高年収に目がくらみ、相手がとんでもないサディストで屈折した男だった
というのはとても魅力のある登場人物に思えません。
読んでいてキモイ、と思いました。
どっちもどっちでやはりカップルはお互いの鏡ですね。
ですので特に共感もなく、ただ展開がとても気になったので
そこはとても引き込まれました。
このストーリーで何を得たのだろう、と考えると
甘い話には裏がある、ということですかね。
結婚相手はやはり見極めなければ・・とつくづく思いました。
性格、年収のほかに生育暦や両親との関係が人格形成に左右されるのかと。
そこが自分にとってカルチャーショックだときっと結婚後もズレが広がると思います。結婚に対して冷静に考えさせてもらいました。
邪な囁き (角川ホラー文庫)
普通の人間には考えも及ばない犯罪の理由って もしかしたらこんな感じなのかもしれないなと思ってしまった。
誰にでも闇は必ずある。それが人間。
主人公の悪行のわりに後味は悪くないです。
V&R女優20人4時間BEST [DVD]
オムニバスの特徴はいろんな人をつまみ食い出来るところだと思う。そしておいしかったものをより味わおうと単体に手を出すと失敗は少ないですよね。個人差はあると思いますがこれでおいしかったのは菅野亜梨沙と野々宮りんだけです。元アイドルとレースクインですからね。あたり率が10%と低めですが、980円でこの美形2人を味見できるのなら…ということで★3つです。
アンダー・ユア・ベッド (角川ホラー文庫)
愛なんですよ。これ。
簡単に言ってしまうと。。まぁ、ストーカーの話なんですけど、このストーカー(主人公はなかなか純粋なんです。
読んでいて、気がつくと主人公を応援している自分がいました。
大石先生の作品の中で、一番好きな作品です。