ザ・キング・オブ・ファイターズ完全読本
KOFがかなり好きで今までの歴史を振り返りたいひとは迷わず買っていいと思います。
各チームの2003までのストーリーとイラスト、そのゲームの特徴、開発秘話、声優対談などコアファンにはうれしい要素がいっぱい詰まってます。ドラマCDまでついてますしね。
2話入っていて一つは嬉野氏が書き下ろしたサイドストーリーで京、庵、アテナ、K'、マキシマ、山崎、レオナ、ラルフ、ベニマルが登場します。
もう一つは墓標というサイトのネタで京、庵、アテナと一人3役のアンディ、ロバート、右京が登場します。おすすめは墓標ネタの美形会議のほうです。普段と違うキャラのかけあいやギャグがおもしろいです。最後にはアテナが歌いますしね。
KOFのコアファンなら間違いなく値段分は楽しめると思いますよ^^
THE KING OF FIGHTERS XIII MASTER GUIDE (エンターブレインムック)
値段の割に…です。
1キャラ2ページはみてて辛いですし、相変わらず誤植もちらほら。
でもまあ、使わないキャラの性能を知ってるのと知らないのではおおちがいなので、ま、いっか。
というところです
ザ・キング・オブ・ファイターズ XIII (予約特典「炎を取り戻した庵」ダウンロードコード入り特製カード 付き)
MVS→AW→ttx2と、どの時代のKOFも特有のクセがあり、
今作13も従来のKOFとはまた違った操作感ですが、個人的にはコレはコレでアリ。なKOFです。
ゲームスピード自体は02に近い印象ですがジャンプ軌道はキャラにもよりますが、
従来のモノよりは若干高めな気はします。
お馴染みのキャラクターはデザイン時点でそのままなキャラクターもいますが、
多くのキャラにアレンジやデフォルメが加えられています。ここは好き嫌いが分かれるかもしれません。
ゲームモードも多彩で至せり尽くせりな内容になってます。
対戦バランスも尖っていたアケ時代よりリチューンされ、コンボのやりこみ度合いなども相まって
隙の無いクオリティです。強いて個人的な不満点を挙げるならば、
・ステージが全体的に暗い:ステージとキャラの描写が似ているので同化して見える事がたまに。
・世界観の変化 :既存のステージ(観客含む)の殆どが旧来のKOFのイメージとはかけ離れて
感じます。新規に追加されたステージにより、いくらか緩和されましたが。
・ゲージ依存が顕著に :キャラにもよりますが、なにか新しい事をするならばとりあえずゲージを使う
というゲームデザインになった気はします。
・通信でのラグ :アンテナ4本の相手だけを探せばそこまでストレスは感じませんが、
どんな些細なラグであろうと、KOFというゲームは他ゲーと比べて、
ラグとの相性が良くないと思います。難しいところですね。
・通信でのリマッチ :キャラセレに戻らず、お互い了承なら連戦させて欲しいです。
・トレモ設定の保存 :トレモの設定が保存できず面倒です。
・BGM :あくまで自分の趣味ですが、洗練されているステージグラフィックに対して
楽曲郡の殆どが陳腐かな・・という印象を受けました。
アレンジは地味でいいのでメロが強い作曲をして欲しかった。
・隠しキャラ :DLC予定のキャラも含め、最初から全キャラ使用可にして欲しかった。
以上の理由で☆-1ですが、格闘ゲーム好きであれば現行KOFを語るマストな1本としてオススメです。
昔KOFを好きだった方には大分毛色の違うKOFに見えるかもしれませんが、
この進化したキャラクターアニメーションは一見の価値アリです。