シューティングゲームサイドVol.5 (GAMESIDE BOOKS) (ゲームサイドブックス)
今回は家庭用の雄、サンダーフォース特集。その歴史とこれからを熱く語る。
硬派もあればぎゃるがんやハウスオブザデッドみたいなガンシューティング、メダルゲームも取り上げるなど幅は確実に拡大している。
一方、新しいゲームハードとも言うべきiPod touchやAndroidOSのゲームアプリも少しずつカバー。更にダウンロードゲームも。
なぜかクォースがファミコンとMSXで取り上げられている。まあ音楽も良いし。
ゲーム以外のゲーム関係的なジャンル開拓でゲームを取り扱った小説なども紹介。
同人のシューティングは東方だけじゃないと言うマイナー狙いがガメシデらしくて嬉しい。
デルタ・フォース 俺たちスーパーソルジャー! [DVD]
ひょんな勘違いから、イラク戦争に派遣となった3人が、思わぬ事態からさる村の救済に乗り出す。
内容はどうであれ、キャラ、演技、配役、セリフ、フラグ、音楽、テンポ。どれも噛み合っててすばらしい!w
ツッコミが追いつかないほど、次から次へと笑いの散弾が降り注ぐ。
こんなに笑って涙流しまくったのは、いつ以来だろう?覚えがない。
強いて言えば、邦画の「しこふんじゃった」や、「Sahll We ダンス?」などのヒューマンドラマ以来じゃなかろうか?
パロディは元ネタが判らないと面白くなかったりするが、これは純粋(?)なコメディなので、誰が見ても笑えるものとなっている。
スタッフ共々、楽しんで造っているのが伝わります。
買って損なし!
テクコレ1 Thunder Force V - Perfect System -
サターン版と比べてグラフィック、音質などあらゆる点で劣ります。
先ず第一にBGM、SEの音域が狭い点が挙げられると思います。高音も低音もしっかり再現されていません。特に効果音についてはサターン版のそれとはかなり印象が違います。(音割れともとれる雑音のような爆発音さえある)
グラフィック面についても、コントラストの強調やグラフィックの粗さなど変更点が目立ちます。特に、2面や3面の多重スクロールの描写などは、モザイクの様なグチャグチャとした映像になってしまっていて、表現の明確さが著しく欠けてしまったと思います。
システム面でも、特定の場面、状況において、フリーレンジのレーザーが射出されないなどのバグ(ST6のボス戦)があり、完成度の高さにおいてサターン版に劣ります。ハンター使用時の処理落ちもかなり目立ちました。
さらに蛇足とも言えるオープニングとST5〜ST6のデモムービーの追加は主人公Cenesの描写(ほんの僅かですが)も相まって「サンダーフォースV」の詩的美しさに明らかに水をさしている様に思われます。
ギャラリー、タイムアタック、隠し機体である3機のガントレットなどサターン版と比べてオマケ要素が充実している感はありますが、本質的にはサターン版の劣化版という感じです。
メガドライブのサンダーフォース3とスーパーファミコンのサンダースピリッツをやった事のある人なら両者の違いが分かると思いますが、この両者程の違いは無くとも、本PS版はやはりSS版の劣化版の域を出ないというのが私の印象です。幸いセガサターン版のほうが市場価格が低めなので、購入希望の方はSS版の購入をお勧めします。SS本体を持っていない人は本体と同時購入するのも良いでしょう。それだけの価値はあります。