ラヴェル:ツィガーヌ Ravel:Tzigane 石上真由子さんby Mayuko Ishigami 2-2(performance) 高木和弘モバイル

ハイドン:交響曲第85番

　テレビ番組「題名のない音楽会」の常連であり、ドイツ、東京、大阪、そして山形ほか、文字通り世界を股にかけて活躍中の飯森範親が、山形交響楽団を引っ張ってますますその芸術性を高めている。30数年前に東北初のプロオケとして誕生した「山響」は、数々の試練を乗り越え、地元の学校や施設での巡回演奏会などの地道な活動とともに、しっかりとした定期演奏会を行っている。弦楽器群の音は透明感が高く美しい。パート間や弦と管のアンサンブルにまだ未成熟な面を残しているが、若い奏者の多い楽団として、飯森の力を得てますます発展して行くであろう。この両者の緊密で良好な関係は、某国営放送『オーケストラの森』でも紹介された。

　ハイドンとシューマンというあまり見かけない今回の組み合せも、その爽やかな演奏が強調されており、聴いていて気持ちの良くなる交響楽である。飯森の指揮姿を実際に見たことのある者なら、この音楽を聴きながらあの俊敏で華麗な動きに引っ張られているオーケストラの姿が瞼に浮かぶことであろう。

　YSOレーベル（山形交響楽団オリジナル）の第１弾であり、山響定期のライブ録音ということも評価したい。この後にも、飯森＆山響でアルバムが作成される予定である。

大栗裕 : 大阪俗謡による幻想曲、ヴァイオリン協奏曲　他

2000年8月、大阪フィルハーモニー交響楽団による演奏ですが、木管楽器群の音色の薄さと金管の荒っぽさが気になりました。
お囃子のところで何故音程の合ってないピッコロを2本重ねたのかも謎ですし。
吹奏楽の世界では編曲版がよくコンクールなどで取り上げられており、曲自体は良く知っているのですが、この音色の薄さだったら当時の高校生達の方が音色の豊かさは数段上ですね。
ただ、憧れの曲だったので原曲はどういうものだったのかを知るにはよいCDかと思います。

ラヴェル:ツィガーヌ Ravel:Tzigane 石上真由子さんby Mayuko Ishigami 2-2(performance)

2011年9月1日 NHK大阪ホール 9/1/2011 at NHK Osaka Hall 〈これからの演奏ご予定〉 ◆石上姉妹による病院内ボランティア演奏会日時：2012年12月21日（金）16：00～17：00 会場：京都大学医学部付属病院 3階本の広場－ほっこり－料金：無料（入場自由）交通アクセス、院内フロア図等は病院HPからどうぞ。 www.kuhp.kyoto-u.ac.jp ※座席が用意されていますが、満席の場合はできるだけ病院の患者さんにお譲りくださいますようお願いします。 ◆第６回ホテルオークラ「第九」（オーケストラの一員としてご参加） www.hotelokura.co.jp 日時：12月29日（土）開場13：30 開演14：00 会場：サントリーホール（大ホール）料金：S席￥7000 A席￥5000（全席指定・税込）指揮：本名徹次ホテルオークラ第九記念オーケストラ（コンサートマスター：高木和弘）ホテルオークラ第九合唱団（合唱指揮：長田雅人）ソリスト：森麻季、アンナ・エイナルソン、小原啓桜、河野克典曲目：ベートーヴェン歌劇「フィデリオ」序曲作品72c 交響曲第9番ニ短調作品125 〈石上真由子さんプロフィール〉 1991年生まれ。5歳でヴァイオリンを始める。 2000年、ローマ国際音楽祭に招待され、モーツァルトヴァイオリン協奏曲第5番を独奏(8歳)。 2002年、第4回関西弦楽コンクールで優秀賞・審査員賞を受賞。 2003年、第5回万里の長城杯国際音楽コンクール小学生の部第2位受賞。 2004年、「コンチェルトの夕べ」(北原幸男指揮：メンデルスゾーン／ヴァイオリン協奏曲ホ短調)に出演。京都芸術祭に出演。 2005年、九州芸術工科大学オーケストラ(寺下徹指揮：サン・サーンス／ヴァイオリン協奏曲第3番)と共演。第59回全日本学生音楽コンクール中学校の部大阪大会第2位入賞。ぶどうの木室内合奏団と共演(ベートーヴェン／ヴァイオリン ...