忍者武芸帳 [DVD]
ご存じ白土三平のマンガ。ガロでは「カムイ伝」が掲載されていた。最初に、忍者武芸帳を読んだのはいつだったのか。新書版。単行本。豪華装丁版。夢中になった。何度も読んだ。新鮮であった。ぼくの出した新聞にも、忍者武芸帳の絵を借りている。この作品も古くなったのか。 大島渚が「映画化」し、それを観に梅田のアートシアターギルドに連れて行ってくれたのは今は亡き友人であった。夏で、客が一杯であり、立ってみた記憶がある。疲れたとそのとき思った。さほど面白く感じなかった。今回、ゆっくり観ることができた。若い大島渚が、たのしい実験をしていることがわかった。声優たちがまことに立派なひとたちであることもあらためて感心させられた。
カムイ伝全集―決定版 (外伝1) (ビッグコミックススペシャル)
“決定版”として『カムイ(本)伝』と共に新たに刊行された『外伝』の全集シリーズ。その第一巻。
巻頭に綺麗なカラー印刷で作者のイラストが掲載されているのが、このシリーズの魅力でもある。
1965年〜1967年まで『週刊少年サンデー』に掲載された『外伝』を第一巻〜二巻に収録。
この『外伝』の旧作は“第一部”と称されている。
カムイ伝全集―決定版 (第2部3) (ビッグコミックススペシャル)
日置領代官、錦丹波は江戸帰省報告という行事を控えていました。
娘の鞘香は、燐藩領内に入ったまま行方が知れず心を残したまま江戸へ向かいます。
そこでは、跡目を継ぐ一人息子が蛮行に走っていました。
ある日、夜道で錦の長男・源之助に年若い女性が絡まれ追いかけられていました。
ここで草加竜之進登場です。江戸にいました。
助けた女性は医者の娘で、その家が江戸での住まいになります。
この巻は竜之進のエピソードを軸に物語が流れます。
当時の牢人問題・町奴、旗本奴という階層が新に加わって江戸が舞台となっています。
第一部同様、壮大な大河ドラマの周辺から描き始められていますので、全体像を掴むまで進んでいませんが、そこにたどり着く過程がカムイ伝の魅力です。
物語が動き始めました。
映画 カムイ外伝 ドキュメント 松山ケンイチ≒カムイ [DVD]
松山ケンイチ=カムイの、アクションの練習映像、怪我の事…撮影の舞台裏映像、それについての松山ケンイチのインタビュー
カムイ撮影の舞台裏、映画について、理解が深まりました
公開前に発売という事で、ネタバレせず見られる内容です
公開前に見て、予習するも良し!
映画鑑賞後に見て、復習するも良し!
松山ケンイチファン、カムイファンは、持っていて損は無いドキュメントDVDですよ
カムイ伝全集―決定版 (第2部12) (ビッグコミックススペシャル)
待ってたカムイ伝第二部のラストをようやく読むことができた。望月藩の世継のガキがオロオロするところで単行本は終わっていた。今度読んでみると、やっぱり最後は大自然なのだった。白い狼は死んだけど子供ができてよかった。カムイの甥っ子はカムイが死んだ後、同じような道を歩むのだろうな。自然も人間も繰り返すのだ。しかしこういう作家ももう出ることはないだろうな。不世出の天才なのだ。第三部、できれば描いてもらいたい。