宇宙の発見―天動説からダークマターへ (人がつなげる科学の歴史)
天動説が正しいと科学者が信じるようになったのが
たかだか 17世紀になってから
しかし 古代ギリシャのアリスタルコスは
今から2000年も前に天動説を
考えていたとは 驚き
本当に読んでいておもしろい発見だらけの本
子供にぜひ読ませたい
演歌の女王 DVD-BOX
コメディドラマかと思いきや、アルツハイマー、不倫、イジメ、DV、自殺未遂…等々、とても笑えない問題が次々と主人公を襲う。
また、前半部と後半部では、主人公のキャラがあからさまに変わり、物語の急展開も気になる。
しかし、天海祐希の体を張った体当たりの演技と宝塚で鍛えた歌は見事。
それだけでも見る価値はある。
ディロン 運命の犬 [DVD]
放送終了後「DVDにならないかな」と首を長くして待っていました。
ストーリーも温かく素敵ですが、なによりもディロンの表情をみているだけで、幸せな優しい気持ちになれます。
最近、気持ちの沈んでる人、悩みの多い人、きっと癒されてなんか明日に希望が持ててくるのではないでしょうか?
名月佐太郎笠 [DVD] STD-118
その分、あぁ、昔「モノクロ映画」を観ると、こんな筋が入ったなぁ。という変な感慨にふけったりします。物語は単純、この上の映画紹介に書いてある通りです。高田浩吉の歌(江戸小唄で鍛えた美声)と田崎潤(東宝の怪獣映画のイメージではない)の聞かせ処と観処があります。画質の悪さをがまんすれば、一見の価値ありとみました。
昭和の美人女優
書名の通りの本でした。400ページ近いボリュームは、昭和の銀幕を飾った美しい女優たちが84人も登場します。いずれのポートレイトも雑誌『平凡』のカメラマンが撮ったもので、秘蔵写真館という副題の通り、ファンには垂涎の出版と言えましょう。各女優の生年、デビュー作、代表作などのプロフィールと魅力的な写真が満載してありました。
第1章の復興期では、昭和二十年代前半の原節子、田中絹代、山田五十鈴、高峰美枝子、高峰秀子、轟夕紀子、小暮美千代などの女優の姿を掲載しています。彼女たちは、戦前、戦中、昭和20年代前半に活躍し、その後は引退するか年を重ねてテレビに登場したわけですが、全盛期の美しさを知る由もなく、本書でその語り継がれる美を確認しました。
第2章の成長期にあたる昭和二十年代後半では、美空ひばり、久我美子、香川京子、八千草薫、岸惠子、岡田茉莉子、若尾文子、南田洋子、山本富士子など、綺羅星の如くという表現がぴったりの女優陣です。やはり全盛期の美は光り輝いていました。
第3章の成熟期では、昭和三十年代前半に美しさの頂点を極めていた浅丘ルリ子、草笛光子、池内淳子、中村玉緒、司葉子などが登場します。彼女たちもその後の芸能活動で当然見知っているわけですが、20代のベストの容姿もまた格別でした。
第4章の青春期と題された昭和三十年代後半の時代は、岩下志麻、三田佳子、藤純子、松原智恵子、和泉雅子、酒井和歌子、内藤洋子、吉永小百合など、スクリーンで見た女優が掲載してありました。今もその美しさを披露されている女優たちですので、皆の知るところですが、若き日の表情の輝きはやはり素晴らしいものがありました。
雑誌『平凡』第5代編集長の高木清氏の「はじめに 雑誌『平凡』を彩った麗しき昭和の美人女優たち」、マガジンハウス代表取締役の石崎孟氏の「終わりに 1910年生まれの熱血漢岩堀喜之助生誕100年によせて」の文章が寄せられています。
映画は「昭和の世相史」を形作るものでしょうが、そのスクリーンを飾った女優をこれだけ集め、1冊にまとめた企画と内容に感謝すべきです。我々より上の世代、特に戦後に青春期を送った方々への思い出の書となりそうです。