なくもんか 通常版 [DVD]
クドカン脚本の唐突さは仕方ないし、それなりに楽しめる素養は私は持っているが、乗り切れなさをかんじてしまった。
竹内さんと阿部さんの幼少期のつながりをもう少しちゃんと描いていただかないと、家族の描き方が不安定になってしまう。
何故、結婚をしたか。子どもの頃から好きだっただけでは弱いと感じた。
例えば、他人の自分が山ちゃんを継ぐという事=竹内さんとの結婚がおこがましいと感じて、竹内さんを拒否した。だから竹内さんは失踪したくらいは描けたはず。
しかし、それもなく失踪して帰って来たでは、映画にのめりこないと感じました。
また、塚本さんの扱いが好演しているものの非常に中途半端で、ストーリーのツギハギは仕方ないとしても、それをまとめる為の後半の漫才シーンが意味不明。
阿部さんが薄ら寒い漫才をやってどうなるのか?
塚本さんもその場にいるのに。
又、世間の目として嘘をついていた金城ブラザーズをどう見ていたのかも説明不足すぎる。マスコミは会見で突っ込んでいたが、そのファンであるはずのファンは描かれない。
だって、金城ブラザーズを待っていたのに、本当の兄貴(観客は知らない)が出てきても納得しないと思うのですが。
漫才のシーンの観客は、金城ブラザーズのファンではなく、あくまで、エキストラ。
阿部さんのファンであり、瑛太さんのファンだ。
人気先行のコンビという描かれ方はしていましたが、だからと言って、それを観客に納得させるシーンはかなりの割合で映画の中に描かれていました。
それを映画としてみるのは苦痛でしかない。
時間が長い割りに、家族の本質や個人のキャラを立たせることにはそれなりに成功しているが、深く掘り下げる事は出来ず、あくまで、クドカンのギャグありきの構成で。そこにドラマは描ききれていない。
強引なストーリーテリングでもギャグがもっとかっとばしてくれれば納得できるとは思うのですが(阿部さんと竹内さんのブタのくだりは笑いました)、破綻したストーリーを回収するためだけの漫才には納得できませんでした。
もう少し圧縮し、クドカン流のギャグを抑え、良質のドラマになったのではないかと思いました。
No.1
いつもはふざけているお笑い芸人でも、こんなかっこいい声が出るんだって思いました。なんかうっとりします。特にカンニング竹山さんとか、アンガの山根さんとか。買うのは、悪くない!というのは過言ではない!!
ねこタクシーOriginal Soundtrack
まず最初驚いたのが歌詞カード?(ブックレット?)が12Pフルカラーなんです!当然ドラマや映画の写真も載ってます!勿論、御子神の写真も! これだけで充分嬉しいです 幼獣マメシバ同様にウクレレやギターを使ったテーマソングやエンディングテーマのアレンジバージョンは良いです 曲を聞いているとドラマの一場面一場面を思い出してしまいます 最終回で御子神さんと間瀬垣がタクシー内で最後に対話?するシーンでラジオから流れている曲、軽快だけどちょっと切ない曲、この曲も入ってます 曲を聞いてるとまたドラマを見たくなる一枚です
芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~
去年、『クイック・ジャパン』で連載していた小説の単行本化。
小説といっても、結成11年で鳴かず飛ばずの芸人のコンビが書いている交換日記形式。
斬新!
読み手にリズムを与えてテンポよく一気に読める。
夢を持ち続けること
夢を諦めること
「やろうと思った」と「実際にやった」の間にある大きな川
売れない芸人の交換日記を盗み読みしてた気分から、
最後には自分自身の人生を考えさせられる。
読み終えたらもう一度、表紙を見てほしい。
この郵便受けにグッとくる。
カンニングのヘイ・ユウ・ブルース
ラジオでカンニングのレギュラー番組があるのですが、その番組でADやプロデューサーが発売したばっかりのシングルCDをコップのコースターにしたり、ツリーの飾りにしたり、フリスビーにしたり・・・
かなりひどい扱われ方でした。
しかし私はそんな事に使用せず、大事に保管してます。カップリングは中島さんのソロ。またバンバンバザールが全面協力しています。(竹山さんのキレ芸も炸裂)。
竹山さんはバラエティ番組でCDの事を聴かれる度、「売り上げは300枚だった!」と怒鳴っていました。そんな竹山さんですが実は、楽屋で寝ていたヒロシさんに毛布をかけてあげるやさしい人なのです。