みみずのオッサン (絵本・こどものひろば)
某テレビ番組でマツコ・デラックスさんが大変気に入っていたのを見て、購入しました。
マツコさんが番組中で大変に感銘を受けられているようだったから。
結果:好きです(笑)。
すんごくシュールな感じだけれども、好きな人はすごく好きだと思います(笑)。
ピンクとオレンジというサイケチックな頭が痛くなるような色のコンビネーションも素適です(笑)。
気分が明るくなります。
エンディングが少々、なんだかいい子ちゃんみたいなオチで気に入りませんが、ほんの小さなミミズと、どこまでも続く地平線の広がりと。
小さなミミズが土壌に果たす壮大な役割と。
ちょっと「ナウシカ」を彷彿とさせるような、シュールでくだらなくて真面目な素晴らしい絵本。
この作家の絵本を読むのは初めてだったのですが、素晴らしいなぁ、と。
一歩、突き抜けている感じがします。
プラテーロとわたし
ノーベル賞作家J.R.ヒメネスの作品。
理論社版一九六五年翻訳刊行作品の新装版。岩波文庫他でも出ていますが、長新太:絵というのが、みそです。
懐かしいです。
「わたし」を語り手にロバのプラテーロとの日々や、ほんのちょっとした思考が、わかりやすく短い、でも深い文章(詩)で語られていきます。
世界と人生と、生活と日々を良く生きること。それが詰まっています。
震災を結びつけて読まれるでしょうけれど、そうでない日が来ますように。
キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
腹ペコの「ブタヤマさん」が「キャベツくん」を食べようとしたら、空には鼻がキャベツになったブタヤマさんが……。
キャベツ一個でここまで想像できてしまう長さんは、天才以外の何者でもない。「おだんごみたいなキャベツのヘビ」「キャベツのゴリラ」「キャベツのかおをしたライオン」(へんてこライオンのいとこ?)……。笑いっぱなしです。きっと、悲しいことがあってもね。
そして、スーパー巨大な「キャベツのクジラ」を見て、あれを食べたいなあ、と思っているブタヤマさんを、キャベツ君が「かわいそうに」思うところが、とても好きです。
新芽や、食べごろになったキャベツの葉を思わせる色で統一されたページからは、キャベツのにおい(?)がしてきそう。キャベツ嫌いな子にプレゼントしてもいいかも。
ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)
大きな象さんのクレヨンで大胆にお絵かき!周りのみんなを巻き込んで大騒ぎ!!ライオンさんに怒られてもお絵かきしながら逃げていく象さんがとっても可愛いですよ!大きな絵本でキレイな配色で見ていて楽しいのか?娘も楽しんでいます!