Out of the Game
マーク・ロンソンの時に80's調にも聴こえるポップ性を加味した柔軟なプロデュースが、この現代のオスカー・ワイルドとも言うべき異形の才能を際立たせている。
グラム期のデイヴィッド・ボウイを思わせるドラマティックなソングライティング。従来のファン層以外をも瞠目させるべき突き抜けた快作。
ミルウォーキー・アット・ラスト! [DVD]
2009年9月リリースの同タイトルの廉価盤。
これまでルーファスのライヴの模様がDVD化されることがあっても、ドキュメンタリーとともに数曲単位であったり、ジュディ・ガーランドのライヴをカヴァーしたライヴであったりしました。オリジナル曲で構成されたライヴDVDがリリースされるのは、今回が初めてです。
来日公演の模様とほとんど変わらないセットリストが、舞台裏の映像を挟みながら、展開されていきます。練りに練られた構成のもと、彼の音楽と美意識とが貫かれ、パフォーマーとしての力量を示すライヴになっていると思います。舞台裏の映像が差し挟まれるのは余計なことのように思いますが、しかし、そのおかげで、特典映像なしのすっきりとした作品になっています。
ただし、残念なことがひとつ。アンコール後、「ゲット・ハッピー」でエンターテインメントの演出としてルーファスとバンドとが扮装とダンスをして口パクをするのですが、ここはぼくは東京で見た時に口パクに対しては完全に失望しました。ルーファスほどのアーティストは、どんな理由・目的があっても、ライヴで口パクをしてはいけませんよ。誤解を招きます。
シュレック ― オリジナル・サウンドトラック
大ヒットとなったスーパーアニメムービー「Shrek」。もう
平面アニメを見る気にならなくなるほど素晴らしい映像だが、曲の方も楽しい
感じになっている。
きれいなバラードと明るいポップといった感じのアルバム。バックストリート
ボーイズのニック・カーターの妹レスリーが参加しているのが注目どころ。
エディ・マーフィーも歌っている。
映画のエンドクレジットに流れた曲をそのまま録ったような作品で、子供も
大人も楽しめる。
ルーファス・ウェインライト
どこか緑豊かな森林の中から、静かに弦楽器のように耳に届いてくる美しい声。そんな声。
美しいし、優しい声。大人のための子守唄のような歌。といっても退屈だというわけでは微塵もない。ただただ優しく、そして強く、美しい歌。
買ってから半年くらい経っているのに、いまだ一番よく聞くCDがこれです。
ミルウォーキー・アット・ラスト! [DVD]
2009年9月リリースの同タイトルの廉価盤。
これまでルーファスのライヴの模様がDVD化されることがあっても、ドキュメンタリーとともに数曲単位であったり、ジュディ・ガーランドのライヴをカヴァーしたライヴであったりしました。オリジナル曲で構成されたライヴDVDがリリースされるのは、今回が初めてです。
来日公演の模様とほとんど変わらないセットリストが、舞台裏の映像を挟みながら、展開されていきます。練りに練られた構成のもと、彼の音楽と美意識とが貫かれ、パフォーマーとしての力量を示すライヴになっていると思います。舞台裏の映像が差し挟まれるのは余計なことのように思いますが、しかし、そのおかげで、特典映像なしのすっきりとした作品になっています。
ただし、残念なことがひとつ。アンコール後、「ゲット・ハッピー」でエンターテインメントの演出としてルーファスとバンドとが扮装とダンスをして口パクをするのですが、ここはぼくは東京で見た時に口パクに対しては完全に失望しました。ルーファスほどのアーティストは、どんな理由・目的があっても、ライヴで口パクをしてはいけませんよ。誤解を招きます。