薫の秘話 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
Dデブで
Hハゲで
Cチビ・・・なうえにホモで面食いで無職という 人間極限大会のような中年男 薫ちゃんが巻き起こす珍騒動。
リスペクターでもそうであったように卓抜した画力と
切れ味するどいギャグが繁殖する大作です。
でも爽快感はなく あくまでネチネチする作風なので 雑誌で数ページならともかく まとめて読むとちょっとしんどいかな。
しかし本当に作者は天才ですね!新作求む!
秘すれば花 秘せずはデブ には笑いました。
飛行夢(Sora tobu yume)
おそらく初期作品では最も評価されているアルバムだと思う。タイトルは「そらとぶゆめ」と読み、独特の浮遊感がある。そしてこの「飛行夢」の一言で撃墜された人が何人いるやら。そして私に永遠の背中を押し続けている「人形達の永い午睡」この「午睡」と言う辺りもメロディーも「初めて聴いたのに何でこんなに懐かしいんだ!」とエンドレスで聴いていました。すごいなあ。zabadak。もう20年近く聴き続けてるよ(笑)
LOVELY POPS【Blu-spec CD(TM)】
70〜80年代女性ヴォーカルコンピ。
と言ってもただのヒット曲集ではないぞ。
話題の次世代高音質CD=Blu-spec CDというのがミソ。
ご存知、いま使用している現行のCDプレイヤーで
再生可能かつ、素人が聴いてもこれ明らかに音がイイんです!
よく聴きこんだ曲こそ、通常CDとの違いが鮮明なので、
まだBlu-spec CD未聴、
未体験の方はこのコンピからトライしてみては。
この内容で1曲、84円は安いな。
ママゴト 2 (ビームコミックス)
初めてレビューを書きます。
「レビューを書きたい」と、初めて思った作品です。
この作品は、本当に泣きます。
ボロボロに泣きすぎて、吐きそうになるくらいです。
切なすぎて、悲しすぎて、優しすぎて…。
色々が“すぎて”いますが、全く嫌味がないのがスゴイ。
作品の中では、映子がタイジのママの代わりをしていますが、
実はタイジが映子の親の代わりを担っています。
「大好き!」
「ええこ(いい子)よー」
「かわいいけー」
本来、親から何の計算もなく当たり前に受けるこれらの言葉たち。
親に捨てられた映子は、これらの言葉をタイジから与えられ、生まれ直す(“生まれ変わる”ではないのがミソ)きっかけを与えられます。
タイジは、神様が映子を救済するために遣わした天使です。
映子が救われますように。
タイジが幸せになりますように。