カワイイセキュリティ (三才ムック vol.365)
まず、本についてのレビューですが各ウイルスの絵は1作者1枚ではなく自分の好みではない方の作品が多く残念でした。
内容についてはまあ勉強にはなったカナーという感じです。でも1回目を通したらもう開く事はないですね。
それと西又氏の絵はもう1枚ほしかったですね(表紙の絵だけです)
ソフトについてですが1500円で1年使えると思えばそのへんの無料セキュリティより安全度は高いですし良い感じです。
アップデート時にPCが重くなるのだけは若干不満があります。(Core i7 950でも)
またメールのスパム判定を解除するときにURLをクリックする形なのですがうまく反映されず
結局ドメイン指定でスパム判定しないようにしないといけませんでした。
アップ・クロース・アンド・パーソナル
これが1枚目。豪華ゲストを招いたアルバムだが、決して埋没していない。やや早口のインプロかますラッパースタイルだ。ヒップホップスタイルが中心音楽スタイルになっており、無駄を排除したスリムなサウンドデザインがすばらしい。このアルバムは『クリーンバージョン』。
バックトラックはかなり仕掛けがしてあり、聴いてて面白い。お母さんがラジオ局で働いていたらしく『多様な音楽環境で育ったらしい』。なので、このようなサウンドスタイルは自然であると思われる。遊びも入った楽しめる女性ラッパーアルバムであると思われる。
ダブラット、ミッシーエリオット、リルキム、メアリーJブライジ、ワイクリフジーンなどの=ヒップホップ系が好きな人におすすめ。
10点中8点
TCP/IP Illustrated, Volume 1: The Protocols (Addison-Wesley Professional Computing Series)
TCP/IPのコアとなるプロトコルの解説本。TCP・UDP・IP・ICMPといった中心的なプロトコルからアプリケーションレベルのDNSやDHCPの他に、セキュリティまでを取り扱っている。本書の特徴は、Wiresharkによる画面を使った説明が多い点と、各章の最後に付属するReferencesが充実している点である。
IPv6に関しては、国内の大学の「先生」が執筆したネットワークやTCP/IPの教材にありがちな、取って引っ付けたような貧弱な内容ではない。IPv6ありきの前提で執筆されているため、IPv6の情報が随所に散りばめられている。
アプリケーションレベルのSNMP・SMTPやOSPFなどのルーティングプロトコルの項目までは無いのが残念であるが、1000ページの分量でコアとなるプロトコルは詳細に扱われている。詳細な解説と圧倒的な情報量であるため、本書が1冊あれば類似した本を何冊も購入する必要はない。
アレキサンダー プレミアム・エディション [DVD]
最初の1時間ほど。
ここまでは、「トロイ」などのような、スペクタクル
歴史劇の、壮大な戦闘などが「見所」かと期待して観ていた
わけですが、他と比べると、ペルシャとの
戦闘シーンも、史実に忠実にしたせいか、
あんまりね・・凡庸な映画なんだなあ・・と
思っていました。
オリバー・ストーンも鈍ったものだと・・
ところが、後半。
アレキサンダーがインドに入ったあたりから一変。
これは、すごい。
この映画は、古代歴史劇のスペクタクル「のみ」を見せる
娯楽映画ではなかったんです。これは、1人の人間の内面の
成長と葛藤の物語。
これは、アレキサンダー大王という歴史に残る偉大だが
残虐な暴君の内面を描き出す、同時に、古代ギリシャ、
マケドニア、ペルシャ、中央アジアをめぐる、
その時代の再現を求めた超大作でした。
特に、インドの密林での、象軍隊との死闘と、
クライマックスの騎馬姿のアレキサンダーと、
象上のインドの将軍の、絵画の
一瞬を切り取ったかのごとくの、対峙シーンは圧巻。
その後、密林が真っ赤に染まった映像が続きます。
音楽はヴァンゲリス。いうことなし。
・・ということで、近年まれにみる、
古代歴史劇の超大作です!!