世界をつなぐあこがれ企業の社員食堂レシピ
料理というのはおいしいことがもっとも大切ではあるが、昨今の健康ブーム、メタボ対策にのってヘルシーは欠かせない要素になった。
このバランスというのは非常に難しいところ。
今までとんかつ、から揚げ、ラーメン三昧のおじ様達に、いきなりガクんとカロリーを押さえた献立は拒否される、もしくは受け入れたとしても続かない。そう、何事も中庸からはじめて徐々に持ち込むのが鉄則である(笑)
まさにその点においてTFTの定める730kcalというのはヘルシーを目指すもの達に与えられた最初のハードルだ。
メタボの心、知ってるなーと関心する。
そんなのあたりまえかな?飢餓と肥満の同時解決。彼らの狙いはそこにあるのだから。
とはいえ、社員食堂というものが充実しているのはまだまだほんの一握り。
「ここに出ている会社のようなすばらしい昼食、うちにの食堂には出ないよ」という方々にこそ、
この本を参考にぜひご自宅でトライしてみてほしい。
表紙にあるれんこんのハンバーグなんて今の時期(秋)にもってこい。
どれも彩りよく、ちょっとお友達が来たときにもつかえました。
社員食堂のよいところは栄養士さんがバランスよく考えた食事を日々食べて健康になるばかりか、気がつけば意識さえも変わっていくところにある。意識さえ変われば、会社の外に出たって選ぶものが変わる、というか"わかる"ようになる。
この本が、読者にとってそういったきっかけになるのではないかと思います。